「ホームラン」の「打ち方」で大切なことは2つだけ
ホームランの打ち方のポイントは2つだけです。
それは、
1.ボールの下から1/3位置の高さを打つ(中心から7mm下)こと
2.自分の身体全体の力をロスすることなくインパクトの瞬間に100%を伝えること
の2点です。
どちらもかけてしまうと「ホームラン」を打てなくなってしまいます。
特に【1】に関しては、打球がフライにならなければ「ホームラン」になりようがありません。
【1】はまさしく先ほど紹介した内容なので、既にご理解頂けたでしょう。
「バット」と「ボール」の関係性は、「芯」に当たってしまうと「ゴロ」が飛ぶような仕組みです。
つまり「ファールチップ」になるぐらい、やや「ボール」の「中心の下」に「バット」が入るような「スイング」が必要です。
これはたまたまできるようなものではなく、しっかり練習してできるようになるものです。
そして、もう一点付け加えるポイントが「インパクト」の瞬間に100%の力を伝えることです。
簡単に言えば「フルスイング」することです。
と、聞くと全員から「フルスイング」はいつもしている・・・という声が聞こえてきそうですが、大半の選手はフルスイングすらできていません。
本人も気づいていないかもしれませんが、フルスイングをすることはそんなに簡単なことではありません(『バッターはフルスイングすることが難しいことを理解することから』)。
では、どうすればフルスイングすることができて、自分の力を100%インパクトの瞬間に伝えることができるのでしょうか。
そのためには、バッティングに大切なことは何なのか本質的なことを考えれば見えてきます。