ティーバッティングはトレーニングにならない
野球選手はバッティングトレーニングとしてネットに向かって「ティーバッティング」をよくしています。
黙々と何十分も「ティーバッティング」をひたすら続けます。
さらに監督やコーチからも「ティーバッティング」をしておくような指示が出ます。
しかし、ここで一つ考えて頂きたいことがあります。
それは、
何故ティーバッティングをやっているのか
ということです。
結論から言えば「ティーバッティング」は「バッティング」が上手くなる要素をほとんど含んでいません。
この記事におけるバッティングトレーニングは野球が上達することだけにフォーカスしています。
ティーバッティングをすればバッティングに必要な筋肉がついて・・・といった遠回りな話はしません。
筋肉がつけばバッティングが良くなるのかは誰にも分かりません。
その他のティーバッティング指示派の意見も同様です。
間違っても「高速で繰り返すティーバッティング」のような無意味なトレーニングは辞めて下さい。
です。
本人で選んでやっている場合は自己責任なのでしかたない部分はありますが、「監督」や「コーチ」から命令されているのであれば、選手は悲惨としか言いようがありません。
ただ振り続けている「ティーバッティング」は、手が痛くなり、マメは潰れ、体が疲労するだけです。
ティーバッティングに「はまっている」状態を見ていると、不憫でなりません。