ホームランを打つには芯のやや下側を打つ
なぜ「ボール」の打つ位置のハナシをしたかというと、「ホームラン」の「打ち方」に大きく関わってくるためです。
「ボール」の「芯」を打つと「ゴロ」になってしまうのであれば、「ホームラン」を打つためにはどうすればいいのかを考えれば答えは見えてきます。
答えは簡単で
ボールの芯のやや下側(下から1/3の位置)にバットの芯が入るように振っていく
ことです。
すると「ホームラン」の「軌道」で「打球」が飛んでいくことになります。
元天才打者で、監督としても活躍された「落合選手」は、「マシン」から飛んでくる「ボール」に対して「キャッチャーフライ」を打つイメージで練習していたそうです。
バッターが一人で得点を稼げるものといえば「ホームラン」しかありません。
2割5分~3割打てば評価されるスポーツなので、「ホームラン」を狙いつつ、打ち損じが「ヒット」になるようなバッティングに取り組んでいる選手も存在しています。
バッターにとって「ホームラン」が最も華やかな瞬間なのは疑問の余地がないので、「ホームラン」を打ちたくなるのは当然です。
しかし、自分は身長が低いから・・・力がないから・・・ということで諦めていませんか?
そんな理由がホームランが打てない理由ではありません。
ただ「ホームラン」の「打ち方」を知らないだけで、指導者の大半も「ホームラン」の打ち方を知らないから教えてもらうこともないだけです。
身長が理由なら、森選手、中村選手、落合選手はホームランを打てないことになりますが、決してそんなことはありません(『森友哉・中村剛也・落合博満選手のバッティングの共通点』)。
そして「ホームラン」を打つためには、当然ながらバットを当てる位置だけで解決しません。
もう一つ大切な要素が存在しています。