森友哉・中村剛也・落合博満選手のバッティングの共通点
森友哉選手、中村剛也選手と言えば、言わずと知れた現代プロ野球界のスラッガーです。
そして落合博満元選手と言えば、監督としての結果もさることながら、打者としても現役時代は超一流のスラッガーでした。
彼らの共通点が分かるでしょうか?
全員に言えることですが、野球人としてはそれほど身長が高くありません。
落合選手は178cm、中村選手は175cm、森選手に至っては170cmです。
公式の発表なので実際にはもう少し低い可能性すらあります。
松井選手や清原選手は188cmもあります。
それにも関わらず、彼ら3人はいとも簡単にホームランを打ち続けています。
つまり、ホームランを打つためには、身長も関係なければ、尋常ではない筋肉が必要というわけではないということです。
では、彼らのバッティングの共通点をさぐっていけば、バッティングに大切な要素が分かってくることになります。
しかし、一点気をつけなければいけないことは、バッティングフォームを見ても意味がないことです。
それよりも「人体の構造」の観点から見ていきましょう。
森友哉・中村剛也・落合博満選手も「リラックストリガーロック」を実現している
では、彼らに共通しているバッティングの要素とは何でしょうか。
それは、
3選手とも「リラックストリガーロック」という構え方を実現している点
です。
意識して、「リラックストリガーロック」の状態を作っている選手もいれば、無意識的に作っている選手もいます。
ただし、「リラックストリガーロック」を実現している選手は、必ずと言っても良いほど打球に飛距離が生まれ、強い打球を打つことができます。
ところで「リラックストリガーロック」とは何のことでしょうか。
「リラックストリガーロック」とは、
体はリラックスしているが、力が蓄えられている状態、エネルギーが蓄積されている構え方
のことです。
まるで、銃のトリガーが引かれ、留め金を外せば瞬時に弾が発射される状態に似ています(詳しくは、「テイクバック不要論を支える根幹のテクニック ~リラックストリガーロックの秘密~ /Kindle版 発売開始」をご覧ください)。
それでは3選手の「リラックストリガーロック」の状態をみていきましょう。
まずは落合元選手です。
(画像引用:http://blog.goo.ne.jp/imbanojuninより)
上記の画像を見れば、落合元選手はテイクバックを取っていません。
手の位置は、最初のポジションからほとんど変わらずにスイングし始めます。
そして、「左手首」と「右肘」の関係性から、手の位置はロックされています。
しかし、ロックされているとはいえ、「腕」などに無駄な力を込めてロックしているわけではありません。
関節や骨格の特性を生かした上でロックしているわけです。
これぞまさに「リラックストリガーロック」です。
次に森選手です。
(画像引用:http://baseballking.jp/ns/column/22430)
森選手は左手の人差し指をみてください。
立っていますよね。
この左手の人差し指の硬化で、左手首と右手首がロックされています。
その結果、腕などに無駄な力を入れることなくバットを構え、そのポジションからテイクバックすをすることなくスイングをし始めます。
森選手もまた「リラックストリガーロック」を実現しています。
最後に中村選手です。
中村選手もテイクバックをとりません。
さらに、「ボール」に向かい始めるまでに、「肩」から先がほとんど動かず「バット」が一直線になっています。
そのため力感がない構えでスイングに見えますが、ボールは簡単に飛んできます。
「テイクバック」を取らずに「リラックストリガーロック」を活用して「スイング」している証拠です。
ここで注意しなければいけないことは、彼ら3人が各々の身体の特徴を生かして「リラックストリガーロック」を実現している点です。
一つの型にはめることなく、それぞれの特徴の中で行っている点を見逃してはいけません。
落合選手は手首、森選手は左手の人差し指、中村選手は左脇です。
つまり「リラックストリガーロック」のやり方は人それぞれで、誰かの真似をしたからといってできるものではありません。
しかし冷静に考えれば普通のことで、人それぞれ身体の構造が違うため、一つのバッティングフォームに皆が当てはまるという考え方の方が異常です。
自分の身体にあった「リラックストリガーロック」の形を見つけ出しましょう(詳しくは、「テイクバック不要論を支える根幹のテクニック ~リラックストリガーロックの秘密~ /Kindle版 発売開始」をご覧ください)。
リラックストリガーロックを手に入れるためのトレーニング方法
では人それぞれの身体にあった「リラックストリガーロック」を手に入れるためにはどうすればいいのでしょうか。
薄々皆が一人一人にあった指導を行った方が良いと気づいていても、人それぞれだからこそ一定の基準がないという矛盾の壁に悩まされてきました。
しかし、あるトレーニングアイテムを活用することで、この問題を解決してしまいました。
それは、
「MONOBUN」を使ったトレーニングを取り入れること
で「バッティング」に関する全ての悩みを解決することができます。
「MONOBUN」は、極端な言い方をすればどんな「スイング」でも構いません。
・・・というのは極端すぎますが、自由に「スイング」していいものです。
特に決まった使い方はなく、自分が思う「スイング」のまま使用して構いません。
その中で「爆風音」がなるように、微調整をしていけば、いつしか「爆風音」を鳴らすことができます。
そして「爆風音」が鳴った時には、自分の身体を効率的に使うことができています。
つまり、その選手が本来もつ力をロスすることなく伝達し、インパクトの瞬間に100%の力を伝えることができます。
「MONOBUN」は、一般的に良いとされる「スイング」ができていたとしても鳴りません。
あくまで一般的に良しとされる「スイング」であって、あなたにとってベストなスイングではないかもしれないからです。
「MONOBUN」を使って「爆風音」を鳴らすことができれば、自然とその人の身体に合った「リラックストリガーロック」を実現し、「インパクト」の瞬間に100%の力を伝えることができます。
そのバッティングスイングが一般的に正しくないと言われているスイングであっても問題ありません。
それがあなたにしかできない「インパクト」の瞬間に100%伝えるための「スイング」です。
「リラックストリガーロック」を実現できれば、森選手・中村選手・落合元選手のように、身長や単純な筋力に関係なく、飛距離のでる打球、力強い打球を実現することができます。
もちろん「ホームラン」だって打つことができます。
「MONOBUN®」とは
「MONOBUN®」はリラックスした状態で「テイクバック」という予備動作をなくし、最もその人にとって効率的な身体の使い方、インパクトに100%の力を発揮するスイングをした時に「ある爆風音」が鳴るように設計されています。
判断が難しい感覚の部分を「爆風音」だけで確認できるシンプルなものです。
ネクストバッターズサークルに置かれているマスコットバットには意味がないことが判明してきています(『マスコットバットを使うとスイングスピードが落ちるという事実』)。
この「MONOBUN®」がマスコットバットに変わって置かれる日もそう遠くない現実だと思います。
そして実際のボールを打つ感覚を得るためには、本気で技術を手に入れたい人のために開発された「木製バット」である、炭化竹バット「WINDOM」を使用しましょう。
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痛くない・折れにくい・技術が身に付く「炭化竹バット/WINDOM」
「MONOBUN」を使って「スイングフォーム」を手に入れた後は、実際の「ボール」を打つときにも同じ「スイング」を実現させる必要があります。
そんな時にはできる限り「木製バット」で練習することをおススメします。
今や、「金属バット」では「バッティング技術」が身につかないことは常識となっています(『金属バットで練習しても技術は伸びないって知ってた? ~炭化竹バットのススメ~』)。
では、「木製バット」で練習すればいいのでは・・・という話になると思いますが、ハナシはそんなに簡単ではありません。
「木製バット」は扱い方を間違えてしまうと簡単に折れてしまいます。
湯水の如く資金力があるのであれば、いくら折っても問題ないと思いますが、そんな環境下にある選手は多くはないでしょう。
そこで昔から使用されていたのは「竹バット」であったわけですが、そんな「竹バット」には「ボール」を捉えた時の「手のひらの激痛」という問題がありました。
そんなすべての問題を解決した「バット」こそが「炭化竹バット/WINDOM」です。
「MONOBUN」を使って適切な「構え方」と「スイング」を手に入れ、「WINDOM」によって実際のボールを捉える練習をすれば、「バッティング」の見違えるような変化に驚くでしょう。
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