プロ野球選手の本音はチームのためになんて思っていない。
プロ野球選手のヒーローインタビューなどを見ていると良く聞く言葉があります。
それは、
「チームのために」、「チームに貢献さえでいきれば」
といった言葉です。
こんなやりとりを聞いたことはないでしょうか。
「・・・チームの順位に関しても⚪︎⚪︎選手の今日の活躍はチームの力になったんじゃないでしょうか??」
「そーですね!チームのため自分が何ができるかと常に考えているので、それが結果となってよかったです」
どうでしょう?
誰もが聞いたことありますよね。
でも実はこれ
プロ野球選手の本音はチームのことなんて考えていない
んですよね。
まったく考えていないわけではありませんが、第一に考えているなんてことはありません。
むしろ、本気でチームのことを考えてしまっている選手ほど活躍できない傾向にあるようです。
これは、プロ野球の現役選手や引退後の選手と話すことが多いため確かな裏付けがあります。
なかでも分かりやすい話が、
1軍が優勝すると2軍の選手が肩を落とす
という話です。
それは1軍の選手が活躍してしまえば、次の年に2軍生活を続けてしまう可能性が高まるからです。
また、本音を言ってしまえば、同じポジションの選手が活躍する姿をみると、足を引っ張りたくなるような心境になるそうです。
それぐらい弱肉強食の世界でプロ野球選手は闘っています。
とはいえ、そんな闘いの姿を見せてしまっては夢も希望もなくなるため、最もキレイな言葉を使っているに過ぎません。
そのため、例の言葉を真に受けてしまっては、上達していくことは難しいでしょう。
あくまでチームワークとはこの力があって、チームとして同じ方向に向いた時に使うことができる言葉です。
一人一人が自分の役割を全うすることが第一です。
決してチームワークを馴れ合いと勘違いしないようにしてください(『野球はチームスポーツではありません。』)。
エリート集団であるプロ野球選手の厳しい世界の話ですが、仮に彼らのようになりたいのであれば、同じモチベーションかそれ以上でないと簡単に肩を並べることはできないでしょう。