女子野球の最重要トレーニングとは
女子野球選手は男子野球選手と比べるとどうしてもパワーに劣ってしまうため、それを補うだけのテクニックというのがあります。
女子野球選手にとって必要な情報は、何も男子野球選手に必要ないことでなく、タイプが異なる選手であるからこそ学べることがたくさんあります。
では、女子野球選手における最も重要なトレーニングとはなんでしょう?
それは、
お腹を踏む練習
です。
そうです、たまにボクサーなんかがやっているのを見かけたりしないでしょうか。
この練習は女子選手にとっては最も大切なトレーニングです。
腹式呼吸の重要性
女性は胸式呼吸が主体となっているので比較的重心が高めにあります。
しかし、スポーツでは人によって多少の誤差はあるものの、丹田と呼ばれるところ(ヘソのややしたくらい)あたりに重心があると合理的です。
しかし、女性はやや高くある傾向なので、重心を下げてやる必要があります。
そして、女性の骨盤内臓器が男性とは異っていることも、このトレーニングを行う大切な要素です。
お腹を踏むトレーニング法
では具体的にどのように行えばいいのか見ていきましょう。
まず、仰向けに寝てください。
そして、両膝を曲げ、チームメイトにゆっくり、ヘソの下あたりを片足で踏んでもらい、体重をかけていきます。
この時出来る限り力を抜き腹筋は脱力させましょう。
そうするとバランスボールを踏むように、腹筋に力を入れなくても耐えれるポイントが見つかるはずです。
この感覚をしっかり掴んでください。
これを何度か繰り返していくと、横隔膜が自然と下に下り、お腹がすっきり調子の良くなったような感じと首周辺に軽くなったような感じが出てきます。(当然個人差はあります)
この一連の流れを繰り返していくと、女性でも丹田に重心がしっかり来るようになり、様々な動きが合理的かつ効率的になってきます。
本日は、女性をテーマにした記事でしたが、当然、男子選手でも重心が高くなっている選手と言うのは存在しています。
女性は筋肉でプレーをなんとかしようとしない傾向にあるため、改善点と向き合いやすい傾向にあります。
女性はもちろん、男性も本日の記事を参考に効率的な練習方法を模索してみてくださいね!