打者がシーズンオフに必要なことは常識と真逆だったという事実

シーズンオフにするべきこと(打者編)

皆さん、現在はシーズンオフを迎えて、来期にむけてのトレーニングをひたすら繰り返している時期でしょうか?

どのような練習をされているのでしょうか。

創造では走り込みを中心とした、下半身の強化を行っているのではないかと思います。

しかし、今回の記事でお伝えしたいことは

 

シーズンオフに打者が行うべきことは、下半身の回復

 

だということです。

「いやいや、この時期こそ下半身の強化でしょう」・・・という意見が聞こえてきそうですが、今まで散々、単なる筋トレは野球選手にとって必要がない、と言ってきたので、今回は割愛します。

(『筋トレ・ランニング今すぐさぼろう ~野球選手にとって必要な下半身の強さのハナシ~』)

本日は「回復」および「故障」の観点からシーズンオフに下半身を休めてやることの大切さをお伝えしたいと思います。

実は打者の方が疲れやすい

一般的に投手の方が下半身を酷使しているイメージですが、実はその認識間違っています。

投手に比べて打者というのは、下半身が硬くなりやすいんです。

これは投手に比べて打者が

 

・前後左右後方へと様々な動きがあること

・投手に比べケアをする時間が少ないこと

・一瞬で100%にもっていくようなダッシュが頻繁にあること

・ケアの意識が低いこと

 

が要因としてあげられます。その結果は肉離れなどの怪我を起こしやすくなっています。

ということは、その分、疲労がたまっている打者の下半身は、回復に時間を要するということに他なりません。

シーズンオフに限らず、本来は、投手以上に気を使って下半身のケアを行う必要があるくらいです。

下半身のケアがしっかりできると、腰痛などの改善にもつながってきます。

腰椎分離症や、腰椎分離すべり症、坐骨神経痛などのケアにも効果絶大です。

逆に腰痛は持病だと思っている選手には騙されたと思って是非行っていただきたいものです。

下半身のケア方法

それではどのようにケアをすればいいのでしょうか。

具体的な方法としては、ジョギングは週に2日程度にしてください。適当な距離や時間で問題ありません。ゆっくり汗が出るように行います。

その後、1時間くらいかけておしり〜下半身にかけて足で踏んでもらいます。

お父さんやお母さんに踏んでもらってください。

間違ってもチームメイトにはやってもらわないこと。チームメイトとやるとふざけてしっかりとできないことが多いからです。

お父さんやお母さんはほとんどの方がしっかりやってくれます。

お尻の盛り上がの周りから、太ももの付け根、内側、ふくらはぎ、足の裏にかけて入念に一定の圧をかけながら踏んでいきます。

初めの1週間程度は痛い人もいるかもしれませんが、それを過ぎれば徐々に心地よくなってきます。

これを1ヶ月ほど続ければ下半身の硬い状態はかなり変わってくると思います。

これはストレッチの時の体の硬さとはまったくの別物ですので注意してください。

野球選手は下半身が命だとよく言われます。

そのため、トレーニングや鍛えることはよくやるのですが、筋力の観点で言えば、もう十分に鍛えられている人がほとんどです。

「下半身が上手く使えないからトレーニングする」と考える前に、下半身の疲労回復ということを考えてください。

あなたが思っている以上に身体は疲労が蓄積しているものです。今年のシーズンオフを有意義に利用して、来シーズンにしっかり備えましょう♪

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