審判を利用して試合に勝つ小悪魔的手法 part03
「審判を利用するなんて・・・」とタイトルを見た方は思われるかもしれません。
しかし、何もワイロを渡して、自分のチームにとって有利な判定をさせると言っているわけではありません。
当然、基本的には、しっかりと練習し、実力をつけた上で、勝負に挑むべきです。
とはいっても、勝負の世界です。できる限りのことを尽くして勝つ必要があります。負けてもいい試合などありません。
やれるだけのことをやって必ず勝たなければいけません
少なくとも、結果はどうであれ、試合前、試合中はこの考えはもっていいなければなりません。
その方法の一つとして、全3話(+1話)にわけて『審判を利用して試合に勝つ小悪魔的手法』をお伝えしていきたいと思います。
※人気記事のため1話追加されました!
PART01:『アンパイアも実は不安でいっぱい』
PART02:『アンパイアの癖を見抜く』
PART03:『良い子を徹底する』
PART04:『審判に好かれる投手になる方法』 ※【番外編】として追加されました!
PART03:良い子を徹底する
審判を利用して試合に勝つ最大のコツは、とても簡単です。
審判にあなたの事を気に入ってもらい有利なジャッジをしてもらう
ことです。
そんな姑息な・・・とおもいますか? そこまでして勝ちたくないと・・・。
しかし、審判といってもコンピューターではなく人間です。人間ですので常に感情があります。
そのため、0か100かで判断することはできません。必ず感情が入ります。
反対に相手チームに有利なジャッジをしたらあなたはどう思いますか?
常に、審判は公明正大でいようとはしますが、そんなことは100%不可能です。 だとしたら自チームに有利なジャッジにした方がいいとは思いませんか?
というより、絶対しなければなりません。誤解を恐れずにいうと審判の感情につけ込んでより勝利を近づけましょう。
審判に好かれる三か条
さて、本題です。審判に好かれるには以下の三か条が鉄則です。
1.審判の目を見て大きな声で挨拶
2.攻守交代は人より全力疾走
3.全力で一生懸命なプレースタイル
この三か条を果たせば嫌われることはありません。というより好かれます。
大学生や社会人の選手はこれに加えてもう1つあるのですが今回は中学生以下を対象に記します。
審判との挨拶は、試合中だけではありません。球場に着いた時から始まります。
球場の駐車場でも挨拶、球場でも挨拶、とにかく審判に会ったら挨拶です。思いっきり自チームのユニフォームを見せつけましょう。
この挨拶だけで審判はあなたの事、もしくはチームのことが少なからず気になります。
人によっては調べたりします。「そこのチームのなんていう選手だ?」と。
「人の何倍も大きな声で挨拶して関心だ!」と審判は思います。そうすると審判の記憶に残る選手となります。
これは三か条の中でも最も効果があります。挨拶なんて・・・と侮ってはいけません。
そこでさらに、試合中には、攻守交代を全力疾走で行います。
審判はゲームの進行も任せられているので、試合時間のスムーズな進行などに気を配ります。
そんな中での、スムーズな進行に協力してくれる全力疾走の選手がいると、とても嬉しいはずです。
最後に全体を通したプレーです!
打った後は凡打でも1塁まで全力疾走する、ボールは諦めず最後まで追う、この一つ一つを審判というのは、意識的にも、無意識的にも必ずみています。
当たり前だけど当たり前じゃない
この三か条だけで審判はあなたの味方についてくれます。
当たり前のことじゃん・・・。と思うかもしれません。
しかし近年これができない選手が増えているという話を審判の方々から耳にします。この当たり前のことすらできない選手が増えているということです。
つまり
当たり前だけど当たり前じゃなくなってきている
ということです。
審判というのはほとんどのケースで年配者であることが多いと思います。
選手は指導者の方々に自分達の気持ちを分かってもらえていない・・・と思うかもしれませんが、選手であるあなた達も年配者のことを理解する必要があります。
お互いさまです。
あなたがチームを変えるような勢いで、全力の挨拶や一生懸命なプレーを行うことが彼らの感情をくすぐります。
全員が大きな声で挨拶するようなチームでも同じです。
周りの選手よりも人一倍大きな声で挨拶し、一生懸命必死にプレーする!この姿はいくら公平にジャッジをしなくてはいけない審判でも感情を揺さぶられてしまいます。
さあ審判を味方につければこっちのものです!勝利への道はかなり近づきます。
とにかく当たり前のことを一生懸命やりましょう。そうすれば、アンパイアはどうしてもあなたのことが気になって、味方になってしまいます。
審判を味方につける方法は、誰でも今すぐにできることなのです。
次の話 ⇒ PART04:「審判に好かれる投手になる方法」