技術向上

もう無意味な練習はやめませんか?~スピードの速いバッティングマシン~

もう無意味な練習はやめませんか?

野球業界の練習方法をみていると、「伝統」という言葉を隠れミノに、とくに何も考えずに、昔から同じ練習を繰り返している現場をよくみます。

皆さんも薄々感じられているとは思いますが、様々な状況もあり、結果的にたいして変化はおきていません。

また、そもそも情報を知らないといった方もいらっしゃると思います。

過去記した記事の中に、反響が大きかったものとして、

 

上手くなりたきゃ筋トレをサボれ??!

takebat_article010

 

などがありました。

やはり、みなさんも感づかれている頃なんでしょうね。

そこで、本日は、そんな無意味な練習の中から「バッティング」に関わった部分をお伝えしたいと思います。

バッティングマシンの設定は?

よく、バッティングマシンの設定をめちゃくちゃ速い速度に設定しているのを見かけます。

これって意味があるのでしょうか?

目を慣らすためなら、まだ許せる範囲ですが、「スイングスピード」を速くする目的でやっているのであれば、ナンセンスな話です。

そもそも、バッティングはスイングスピードではありません。

この辺については以下の記事などを参照ください。

スイングスピードを求めると打てない??!~脱スイングスピード宣言~

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練習のための練習はやめよう~練習では打てても試合では打てない大きな要因~

リストの強さと打球は関係ないって知ってました?~野球の常識はスポーツの非常識~

「スイングをタテに振りながらヘッドを下げる」が打てるバッターの条件

 

スイングスピードを上げることよりもボールとバットのタイミングをしっかり合わせられるような練習をする方がよっぽど練習する価値があります。

例えば、

 

フォームを崩されたとしても、ボールがしっかり飛ぶ位置までバットを合わせる技術

バットとボールが当たるタイミングにフルスイングで100%マッチする打ち方

 

といった練習をした方がよっぽどタメになります。この2点をができればどんなにボールが早くても対応できます。

180km/hというような現実的ではないボールが来た時はお手上げですのでご了承ください。笑

しかし、160km/hまでのボールであればバットを出すタイミングと、スピードでボールは飛んでいきます。

これは先日の『練習のための練習はやめよう~練習では打てても試合では打てない大きな要因~』でも触れた、一番大切なバッティングに大切な要素とは、

 

タイミングを合わること

フルスイングできること

 

この2点だからです。

これに加えて「空振りしないこと」ができれば申し分ありません。空振りしない打者というのは投手にとって天敵です。

では、この2点を練習するために、異次元の如くスピード設定を速くしたバッティングマシンで練習して効果が得られるでしょうか?

懸命な読者のみなさんであれば、結果はもうお分かりのことと思います。

どんな練習をするのか?

では、具体的にはどんな練習をすればいいのでしょうか? 2つご紹介したいと思います。

私がおススメする一つ目は、

 

目の前のネットにめがけて打つティーバッティング

 

「え? なんだ普通じゃん。」と思われましたか?

確かに、バッティング練習時にゲージの後ろでよく見る練習です。

しかし、ちょっと工夫した形で打ちましょう。

それは、

 

わざとネットの遥か上を越えていくような打球も打つ

 

これは、少し考えてもらえればご理解頂けると思います。

ほとんどの方は目の前のネットにめがけて打っていると思いますが、

 

実際に試合でもの前に打つことはあるでしょうか? 打者によってはスタンドめがけて打っているのではないでしょうか?

 

実際、イチロー選手も目の前のネットの遥か上を越えていく打球を打ったりしています。

イチロー選手のように目の前のネットめがけて撃たないのであれば練習としてはいいとは思いますが、ティーバッティングのように目の前ばかりに打っていると、

 

目の前に打つという潜在的なインプット

 

を脳が行ってしまいます。

ロングティーのススメ

では、私がおススメする2つめの方法は、

 

ロングティー

 

です。

一つ目の特殊なティーバッティングよりこちらの方がおススメです。

ロングティーであれば、インパクトへの力の入れ方や、潜在的に打球を飛ばす力の伝え方、そのための体の使い方が身につきます。

あわせて、強い打球を打つ練習にもなります。

そして何より大きいのが、

 

目の前に撃たないという潜在的なインプット

 

ができることです。

できるなら投手相手

当然のことではありますが、できることなら実際の投手相手に練習することが一番です。

ただ、むやみやたらにスピードの速いマシンで練習するぐらいなら・・・という意味合いでご理解ください。

単調にとんでくるバッティングマシンにはあまり意味がありません。

暇つぶしをしているのに等しい行為です。

 

 

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