野球選手に今もっとも必要なことは勉強すること
世の中は常に変化しています。
しかし、ある一つの世界にい続けると、外部からの情報がシャットアウトされ、いつまでも昔の「考え方」や「やり方」を続けてしまうのが人間です。
とくにその業界が一世風靡した時代があれば、とくにその傾向は強くなってきます。
なぜなら、その業界にだけいればある程度の生活が保障され続けるからです。
簡単に言えば、余計なこと、新しいことにチャレンジしなくても、生きていけると思ってしまうということです。
しかし、そういった感情が業界に漂い始めることこそが、衰退の最大の原因であり、進化することを止めてしまいます。
この話を聞いていて、ある感情に行き着くのではないでしょうか。
そうです、まさしく野球界が同じ状態になっています。
野球選手は小さなころから野球漬けの毎日を送り、また周囲の環境も野球漬けで生きている人に囲まれて生きています。
そのため、外の世界との人間との接触が限りなく減ります。
すると野球に関しては詳しくなっても、その他の一般常識に疎くなっていきます。
野球人生を35歳ぐらいまでやり続けられる人物は極わずかな中で、野球だけをやって最も多感な時期を過ごす人間としてのリスクを考えたことはあるでしょうか。
また、野球選手として生きていく上でも、野球界以外の情報を手に入れることはメリットが大きいことです。
なぜなら、野球界はここ数十年間大した進化もなく続いている業界です。
そんな業界の中で情報を探しても、革命的な規格外のアイディアなんて生まれません。
大半のことがやりつくされた方法ばかりで、ライバルに差を付けることもできません。
つまり、
野球人として生きていく上でも、引退後の生活を考えても、野球界以外の情報に触れるべき
です。
とはいえ、興味もないことに何から手を付ければいいのか分からなくなってくるでしょう。
そんな人にはシンプルで簡単な方法があります。
それは
勉強すること
です。
義務教育の内容に対する是非はこの際置いておいても、その後の人生を生きていく上でのベーシックな情報を手にいれることは可能です。
野球選手が勉強嫌いなことは理解できます。
しかしそれと同時に、大人になってからあの時に勉強しておけばよかったな・・・と思う人は私だけではないでしょう。笑
もっとももっとシンプルに考えれば、野球もできて、勉強もできたらカッコいいと思いませんか?
野球選手は基本的に練習をやりすぎてしまってパフォーマンスを落としているので、練習時間を勉強にあてた方が上手くなります。
ぜひ、現役時代の内から勉強しておくことをおススメ致します。