野球界は非常識のオンパレード
野球界は今では、他のスポーツから見れば非常識で溢れかえっています。
野球は日本のスポーツの中で最も伝統のあるスポーツの一つであることは間違いありません。
しかし、その伝統性が邪魔になって、野球という狭い世界が出来上がってしまっています。
野球は日本単体で見れば一大スポーツですが、世界的に見れば決して競技人口の多いスポーツとは言えません。
今では情報社会ができあがり、世界中で起きている出来事を瞬時に情報として手に入れることができます。
そのため、野球界の情報は世界から取り残され、さらに伝統性が他のスポーツから学ぶ姿勢さえ奪ってしまっています。
脳科学的に、今までの常識を捨てて次の考え方を受け入れることが難しいことが証明はされていますが、そんなことを言っていてはいつまでも進歩することができません。
現実として野球の競技人口は減少傾向にあり、野球チームの数も着々と減少を続けています。
もはや今までの常識の延長線上に成長がないことは明らかです。
少し歴史の勉強をしたことがある人であれば、衰退を始めた物事が進む道は2つしかありません。
その二つとは
それまでの常識を引きずり破滅へと向かうか、新しい考え方を取り入れ失敗をしながら成長をするか
です。
今まで野球に携わってきた人間としては、当然ながら後者をたどって欲しいと切に願っています。
では、どのようにして新しい考え方を取り入れていけばいいのでしょうか。
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