野球選手は主張が足りないから成長しない

これから強くなる野球チームは主張を認めあえること

野球というスポーツは、あくまで選手が主体です。

選手がいなければ、いくら監督が優秀でも試合をすることはできません。

つまり指導者の役割は、

選手が故障することなく、選手がうまくなるための環境創りやヒントを的確抽出し伝えること

です。

決して思い通りのチームを作ることではありません。

優秀な指導者には大きく分けて二通りあります。

一方は、本当に選手育成がうまい人であり、他方は政治力によって監督の座につき、たまたま勝ってしまったことで良い選手が集まるようになりチームが強くなっていった人です。

間違っても後者の方には指導されたくありませんよね。

しかし、周りから見れば野球界を引退するまでその真偽は分かりません。

むしろ辞めても自身が野球界の中だけで生きている人には分かる日もやってきません。

そのため、いつまでも今までの野球界が変わることなく続いているのでしょう。

当然ながら「名将」とまで言われる監督に口出しができる人はほとんどいません。

ただし、先ほども述べた通り、その「名将」が言っていることが正しい保証はどこにもなく、時代とともに、選手の個性によって変化し続けるものです。

では、どうすればいいのでしょうか。

それは、

選手として主張をしなければならない

ということです。

選手はロボットではありません。

チェスの駒でもありません。

50人選手がいれば、50通りの主張があるはずです。

野球選手のように、主張が少なく、いわゆる「いい子」はとても扱いやすいでしょう。

しかし、それぞれの主張のない所に可能性はありません。

当然ながら、主張すれば生意気だと言われることもあるでしょう。

ただし、野球人生は選手のものです。

そしてその人生の責任を取るのは選手自身です。

そんなに大切なことを人の判断に委ねてはいけません。

むしろ、そんな野球界にも変化の兆しが生まれて来ているので、主張する選手が多いチーム、主張を受け入れるだけのキャパを持ったチームがこれから台頭してくるでしょう。

これからの野球界は、監督やコーチが選手と一体となったチームが強くなるでしょう。

個々の能力が上達することを同じ立ち位置で話し合えるようなチームが強くなってきます。

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