手首の痛みに悩む野球選手へ~TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)とは

TFCC損傷の痛みを軽減する方法

ではTFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)の「痛み」を軽減する最も簡単な方法をお伝えしたいと思います。

「腕」には「上腕骨」、「橈骨(とうこつ)」、「尺骨(しゃっこつ)」という骨があります。

「TFCC損傷」に関わってくる「骨」は「尺骨」です。

「痛み」のある部分よりも「肘」よりの「尺骨」のやや上の10センチ四方を押していると、ほどよく「痛気持ち良い」場所を見つけることができるはずです。

見つけたらそこをやや強めに、グリグリグリグリ・・・と押しましょう。

次に「手の平」へと移ります。

「手の平」には「母指球(ぼしきゅう)」と「小指球(しょうしきゅう)」があります。

その「小指球」のエリアで「痛み」が発生している部分を指圧しながら見つけてください。

「痛み」のポイントを見つけたら、そのポイントの5センチ程やや小指側を押していけば「尺骨」と同様に「痛気持ちよい」場所が見つかります。

そこをまたやや強めに、グリグリグリグリ・・・と押しましょう。

たったこの2ポイントを指圧するだけです。

すると不思議にも、今まで痛かった手首が急に楽になっていることに気づくはずです。

楽になっていない人は、押す場所が間違っているのでもう一度探し直してください。

楽になった人は、毎日の練習の前後に、今回紹介した対処法を繰り返しやってみてくださいね。

何日か繰り返していると「痛み」がいつの間にか消えていくでしょう。

「TFCC損傷」はなかなか治りにくい症状で、多くの「打者」を苦しめます。

超音波治療や、微弱電流での治療を行ったりもしますが、上記のやり方が現場においては最も効果的です。

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