ストレッチはいい加減にやった方が効果があるって知ってた?

筋肉を硬化する原因は疲労だけではない

筋肉が硬化する要因は様々です。

「疲労」、「関節の過可動」、「使わなさすぎ」、「廃用」、「病的」など上げ始めるとキリがありません。

この中で、スポーツ選手に直接的に関係することは「疲労」と「関節関係」です。

そして最も忘れてはいけないものが

人間の防御本能

です。

人間には、危険な状態や危機的状況に陥った時、自分の意思とは関係なく生命の維持を目的とした反応があります。

その反応として分かりやすいものが、「張り」、「痛み」、「こり」、「痙攣」といったものです。

野球肩などの故障は野球選手にとっては致命傷となる故障ですが、生命という意味で考えれば大した支障はありません。

身体の判断としては、死ぬ危険を高めるぐらいなら野球肩を選びます。

野球肩を発生させてでも身体を止めようとします。

少し話が極端になってしまいましたが、ストレッチでも近い話が起こっています。

ストレッチをやりすぎたり、過度な力を加えたストレッチを行うと、関節にストレスがかかります。

すると、体の防御機構が働き、周囲の筋肉を硬化させて関節を維持しようとします。

つまり、筋肉を柔らかくしようと伸ばしているにも関わらず、反対に硬化させる方向へと身体を誘導していることになります。

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