野球選手に横隔膜が重要な理由
ところで、人間が「呼吸」できているのは、ある器官に大きな影響を受けてることをご存じでしょうか。
これは小学生の理科の勉強で習う内容です。
その器官とは、
横隔膜(おうかくまく)
です。
常日頃から無意識に「呼吸」をしています。
人間は、通常の生活をしていると「横隔膜」の動きが不十分なため、徐々に「横隔膜」が活動量を減らし「浅い呼吸」をすることが当たり前になっています。
特に、「呼吸」と「ストレス」の関係性は深く、近年のようなストレス社会では「呼吸」が浅くなりがちです。
つまり「酸素」の「摂取量」が昔に比べ減少している人が増えています。
走り込みなどの運動をしていれば、多くの酸素を取り込めるようになりそうな気がしますが、運動の形態的に別物なので関係はありません。
しかし、人間が「運動」や「動作」をするためには、必ず酸素が必要です。
身体が求める量に対して「呼吸」で得られる「酸素」が不足してしまうと、運動能力が著しく低下します。
そのため
野球選手は横隔膜の動きについて学び、太く強い「呼吸」ができるようにならなければならない
ということです。
「横隔膜」を上に下にと自由自在に動かせるようになるような呼吸の訓練が必要不可欠です。