野球選手が腹筋や背筋を鍛えても意味がない

野球選手にとっての「鍛える」とは

では、野球選手にとって必要な「鍛える」とはどういう意味でしょうか。

まずは野球選手にとって何が目的かを考えれば答えは見えてきます。

野球選手が練習やトレーニングする理由は、野球選手として上達するためであることは誰も否定しないでしょう。

では、何をすれば上達するのでしょうか。

筋肉量が増えれば上達するのでしょうか。

筋肉が固くなれば上達するのでしょうか。

もちろん違いますよね。

野球選手にとって必要なことは

野球に必要な「動作」のエネルギーを最大化すること

です。

そのために、最も重要な要因になるのは「筋肉量」でも「筋肉の固さ」でもありません。

むしろこの両者は阻害要因になることの方が多いでしょう。

人間が「動作」のエネルギーを最大化するためには

最終目的の動作(インパクトやリリースの瞬間)までに効率的にエネルギーを伝える動きができるようになる

必要がります。

つまり、野球選手にとって必要な「鍛える」とは、

効率的なエネルギーを伝えるための身体の使い方を習得すること

です。

これさえできれば、必要な筋肉は必要に応じてついてくれます。

むしろ効率的なエネルギーの伝え方ができれば、筋肉なんて大して必要がありません。

>腹筋や背筋を鍛えても体幹は強くならない

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