打球に飛距離を生み出すために考えなければいけないこと
打者なら誰しもが柵越えのホームランを連発したいと考えていると思います。
そんな「ホームラン」を打つためには、どうしても打球の飛距離が必要になってきます。
つまり、「ボール」を遠くまで飛ばさなければ「ホームラン」を打つことができません。
では、皆さんは「ホームラン」を打つためにどんなことを意識して練習しているでしょうか?
意外にも多いのが、
とくに何も考えずに来るボールをひたすらスイングし続けること
を行っている選手です。
これでも、運が良ければ上達する選手もいるでしょう。
しかし、周りのレベルが上がればいつか限界が来るでしょう。
「takebat.com」では、打球を遠くまで飛ばすために必要なことは各記事で詳細にお伝えしているので、そちらをご確認頂きたいのですが、本日は必要な要素をまとめておきたいと思います。
バッティング練習をするなら下の5項目を意識してトレーニングしてください。
・インパクトにできるだけ多くのエネルギーを注ぐこと
・ボールを捉える角度をホームランがでる角度にすること
・投手の癖(配球、フォーム)を見抜くこと
・ミスショットをなくすこと
・泳ぐ、詰まるをなくすこと
この5項目を解決できれば、結果を残すことができるでしょう。
しかし、この5項目ぐらいなら日々考えながらやっている人がいると思います。
それにも関わらず、結果を残す選手が出てこないのには理由があります。
それは、ある大切なことを忘れてしまって練習を繰り返しているからです。
その大切なこととは、
自分のスイングを投手のタイミングに合わせて行うことができなければ試合では結果がでない
ということです。
「投手」は「打者」のタイミングを外そうとあらゆる作戦を用いて向かってきます。
そして、試合中には必ず、「投手」の都合に合わせてバットスイングをしなければいけません。
基本的には全てのプレーが、「投手」のタイミングで始まります。
それにも関わらず、バッティング練習中というのは、自分の都合でスイングすることができます。
「マシン」から来る「ボール」も、「バッティングピッチャー」が投げる「ボール」も、打たせようと思って投じられている「ボール」です。
そんな「ボール」はまず打てて当然のことです。
しかし、試合では討ち取ろうと思って投手は投球してきます。
そんな「ボール」を打ち返すことは非常に困難なことです。
ホームランを打つ練習をするならば、冒頭で記した5項目を大切にして練習に取り組み、常に「試合と練習の違い」を意識するようにしましょう。