2016年9月14日
「バッティング」を上達させるために大切なことがあります。
またこれは、「バッティング」だけでなくあらゆるパフォーマンスを上達させるために必要なことの一つです。
それは、
ということです。
この一文だけでは訳が分からないと思いますので、「バッティング」を例にして考えていきましょう。
まず「バッティング」が上達するとはどのような状態を指すのか考えていきましょう。
それぞれ果たすべき課題はあると思いますが、あくまで一般論で考えていくと以下のようになるのではないでしょうか。
それは
などでしょう。
しかしこれらのことが、本人が置かれた状況下で満足が得られないため、上達する方法を模索します。
そしてここに一つの疑問が現れます。
それは
ということです。
その原因は「練習量」の問題でしょうか。
それとも「才能」の違いによるものでしょうか。
当然ながら、それらの可能性もあると思いますが、単純に「練習量」や「才能」だけでは割り切れない結果があります。
では、何が人の上達のスピードを決定づけているのでしょうか。
それこそがまさしく冒頭でも述べた
です。
人間は同じ言葉を使って伝えても人によって捉え方が異なります。
というより異なっていなければむしろおかしいのが人間です。
例えば、「バッティング」に関しても、「バット」と「ボール」を当てるという表現をする人もいれば、自分のスイングの軌道にボールを呼びこむという表現をする人がいます。
またある人は「ボール」に向かっていくという表現をする人もいれば、「ボール」を待つという表現をする人もいます。
しかし、どんな表現をしようとも打者が行っているのはすべて「バッティング」です。
そして実現しようと目指しているのは、上記で記した「バッティング」です。
少し雑な言いかたをすれば「ホームラン」を打てるならそれでOKだという世界です。
つまり、どんな表現を使っていたとしても、自分に適した表現でなければ意味がないということです。
同じことを伝えようとしているにも関わらず、違う表現を使ったり、捉え方が違えば全くの別物として伝わってしまいます。
そのため、すべての人からの助言を聞いてしまうと、情報に翻弄され続けることになります。
最も大切なことは、上記で記した結果を「バッティング」で実現できるかということです。
結果は1つでも、それを達成するための方法や表現は人それぞれです。
それらの全てを包括するような言葉は1つしかありません。
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