練習をサボると野球が上手くなるのは歴史が証明してきた
野球というスポーツを他の競技と比較してみたことがあるでしょうか。
例えば、サッカーやバスケットボール、テニスやラグビーなどと比べてみたことがあるでしょうか。
全ての競技で共通している事と言えば、試合時間が2時時間前後だということぐらいで、野球以外の競技は常に動き回っています。
野球は1試合を通して、まったく打球が飛んでくることがない選手がいたり、10~15分起きにベンチに腰掛け、水分を摂取したり中には食べ物まで食べる時間があります。
それにも関わらず、練習時間を考えると長く過酷なものです。
精神力云々のハナシをする人もいますが、冷静に考えて他の競技より身体的に過酷である必要性は感じられません。
つまり野球選手の練習は、
慢性的な疲労を抱える身体を作り上げるためにやっている
といっても差し支えありません。
これは筆者である私自身が体験してきたこと、及び治療家として実際に野球選手の身体を触ってきた経験から言い切れることです。
野球選手の身体は常に疲労が蓄積しており、その人の最大のパフォーマンスができる状態にありません。
とくに下半身に至っては、走りの本職である陸上の長距離選手より疲労しているなんてざらなハナシです。
根本的な部分に疲労を蓄積させているだけのような練習がある限り、いくら良質なウォーミングアップ、クールダウン、ストレッチやケアをしたところで意味はありません。
実際に規格外の記録を残すような選手は、練習をサボってばかりいるような選手です。
つまり、
野球界が無意味な練習ばかりに時間を割いていることは歴史が証明してきたこと
です。
そのため、野球の練習はとにかくさぼることをおススメ致します。