野球選手にとって甲子園が全てではない。
4月と言えば、各学校、各チームに新しい選手が加入してきます。
高校に入学された方はこれから野球選手の憧れの地である甲子園を目指していくことになります。
そんな甲子園という球場には独特の雰囲気があると言われ、大半の野球選手は憧れを抱きます。
しかし、冷静に考えてみてください。
甲子園もあくまでただの球場です。
憧れがなくなり、球場に慣れてしまえばただの球場です。
ライトからレフト方向へ吹く風、観客の声援、慣れない球場、選手たちの思い、監督やコーチの思い、親御さん思い、暑さといったものがいつもと異なるため独特に感じるだけです。
球場の形も星型をしているわけでもなく、一般的な扇型をしております。
ただ一般的な球場に比べ、センターと両翼の距離の割に、左中間と右中間が広いくらいです。
なぜ甲子園のハナシをしたのかと言うと、甲子園を特別と認識しているといった感情がプレーに悪影響を与えてしまうのであれば無視した方が良いからです。
野球選手としてプロ野球選手を目指す上で、甲子園が貢献することは世間に売り込むチャンスがあるくらいです。
決して甲子園を否定するわけではありませんが、野球選手として甲子園を絶対視しない考え方を持つことも大切です。
すると野球選手として様々な選択肢が生まれます。
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