バッティングで打球を飛ばせすためには力ではなく技術

野球人生の短さを考えれば筋トレをやっている暇はない

野球のレベルが上がれば上がるほど、投手のボールに打ち負けないという根本的な部分が大切になってきます。

そのため「筋肉量が必要だ」という結論になってしまいがちですが、プロで活躍するレベルでも一般的な高校生レベルの肉体があれば問題ありません。

投手のボールに打ち負けないためには、

効率的な体の使い方や物理的に理にかなった力の伝え方ができればホームランや長打は実現

できます(『ホームランの打ち方』)。

もし仮に、一般的な高校生レベルの肉体を持っているのに「打球が飛ばない」、「長打が出ない」、「ホームランが打てない」という人は考え方を改めましょう。

時間ばかりかかり、疲労の蓄積が大きい筋トレに時間をかけるのではなく、その時間の一部を「技術を高めるための練習」に使い、あまった時間は休憩しましょう。

もちろん余った時間は、身体の勉強や物理・数学の勉強、身体のケアをする時間に使って問題ありません。

野球選手の現役寿命は長くても40歳です。

短ければ、中学生で終わり、多くの人は高校生までで終わる短命な野球人生です。

そんな短い時間の中で結果が出なければ、次の世界に進むことができません。

時間は有限です。

周囲の風潮や考え方に流されず、純粋に野球に必要なことだけをやるべきです。

野球選手は少し頭の使い方を変えて成長するというより、根本的な部分から考え方を変える必要があるでしょう。

何もこれは過去を否定しているわけではなく、今までは最大限努力してきた結果、時代の流れとともに野球界全体の成長に限界が来ているだけです。

そんな時に限界を突破するためには、根本的な部分から変えなければ何も変わらないでしょう。

バッティングに関して言えばコチラの記事が参考になるでしょう(『バッティング練習をするなら強打者の条件を定義せよ』)。

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