野球選手はバットを捨てて本をとれ。

野球選手だからこそ勉強しておくと良い教科

一般的に野球部のイメージと言えば、「勉強をしない」、「授業中に寝ている」、「学校では何故か偉そう」、「サッカー部と派閥争いをしている」というものではないでしょうか。

ここ最近の高校球児のイメージは少し変化が現れ始め、文武両道を重んじる選手も増えてきているようです。

とは言え、基本的には野球をやっていなければ不良の典型的な生活スタイルをとってしまっていると思います。

少なくとも私の時代の野球部と言えばそうでした。

しかし、自身が今、小学校から高校生まで野球を経験し、その後に社会人野球として職業野球を経験し、引退後に治療家としてプロの選手と交流を持った上で、今さらながらに勉強の大切さを痛感しています。

当然ながら、野球を辞めて社会で生きていく中で、勉強の重要性が関わってきているのも確かなのですが、野球選手として成長する上でも重要性が高いと感じています。

簡単に言えば、

勉強をすることで野球選手として上達することの土台をつくることができる 

ということです。

中でも私がおススメするのは以下の4教科です。

・数学
・英語
・化学、科学
・物理

まず数学に関しては、化学や物理と同類的に考えても問題ありません。

野球選手は引退すると、大半の方がコーチなどの指導者の道を行くか、トレーナーとしてアスリートをサポートするようなセカンドキャリアを歩みます。

この時に「数学」や「化学」、「科学」、「物理」の知識を持っていることは、物事を考える上で助けとなり、また人に対して説明する際に説得力を与えます。

引退後でなくとも、野球選手であれば本来は人間の身体の構造に対する知識が必要です。

ハンマー投げで世界的に有名な室伏選手が東京医科歯科大学の教授としてスポーツ科学を研究していることは有名な話です。

野球選手は「伝統的に」感覚だけで練習やトレーニングを行ってしまう傾向にあります。

そんな選手が多いことを考えれば、多くの選手がやっていない「勉強」をすることが最大の武器になるのではないでしょうか。

英語に関しては説明の必要もないでしょう。

東京ではある業界では、英語ができないとアルバイトすらできないという状態になってきています。

今や、メジャーで活躍する選手も増えてきていることを考えればコミニケーションの手段を持つことは絶対的に必要でしょう。

さらに、世界的な論文は全て英語で発表されています。

そんな最先端の論文が日本語に翻訳されるのを待っていると、読むころには過去のモノとして扱われているような事態が発生します。

野球選手はバットを捨てて本をとれ。

なぜ、takebat.comがこんなにも野球選手に勉強をおススメするのか・・・というと答えは簡単です。

それは

勉強することが最も簡単にライバルに差をつける方法だから

です。

なぜかと言えば、ほとんどの野球選手が勉強をしないからです。

簡単に言えば、ちょっと勉強すれば野球界では優秀な部類に入ることができるということです。

しかもそれが、野球に生きる勉強であれば簡単にパフォーマンスを高めることができるでしょう。

こんな現状に気づいている人が徐々に増えてきているので、勉強する人も増えてきているようです。

ダルヴィッシュ選手が生理学の勉強をしているとメディアでも取り上げられていました。

中々、どのような勉強が野球選手にとって必要なのかを説明できない指導者が多いため、どこから手を付ければいいのか分からない人も多いでしょう。

本日の記事を参考に、勉強しながら野球にどうやれば活かすことができるのかを考えてみてください。

もっと効率的に勉強がしたい人は、野球肩革命所で開催している「野球肩革命チームトレーナープロジェクト」にご参加ください。

身体のケア・治療を行いながら、パフォーマンスを如何に高めていくことができるのかを体感することができます。

 

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