本当に野球が上手くなりたいと思ってトレーニングをしていますか?
野球選手に質問があります。
それは
あなたは何のために毎日トレーニングをしていますか?
という質問です。
答えは簡単ですよね。
言わずもがな、
野球選手として上達して試合で活躍するため
ですよね。
次の質問です。
あなたは本気で上達することを目的にトレーニングを行っていますか?
さて、この質問に自信をもって「YES」と答えられるでしょうか。
一日の半分以上を野球に捧げている練習の意味を今一度考え直してみましょう。
もし仮に、あなたが毎日だるく、面倒な練習と感じ、監督に怒られ、コーチに小言を言われ、先輩が怖くて、生きた心地がしないような環境にいるとしたら、何のために野球をやっているのか分からなくないでしょうか。
野球は「伝統」という言葉を使って「野球」というものを複雑にしてしまっています。
野球はもっとシンプルです。
そして、その野球を上達するためのトレーニングもシンプルなものです。
練習はあなたがあなたのために行っているものです。
あなたが上達して夢を叶えるために行っているものです。
そして、あなたの周りにいる監督やコーチはあなたの夢を叶えるためにサポートしてくれている・・・
と思いきや意外と考えてはくれていません。笑
全ての指導者が考えていないとは言わないまでも、大半の指導者はあなたの野球を純粋に上達させようとは考えていません。
決して悪意をもって指導しているというわけではありません。
指導の中に様々な要素を詰め込もうとしたり、自分の経験してきた過去の考え方だけで指導しようとする人が多いだけです。
これまで沢山のプロ野球選手が現れてきました。
メジャーリーガーとして活躍している選手も増えてきています。
そんな選手の指導者との様々な美談はありますが、あくまで彼らは自分自身で自分の道を切り開いています。
これからの練習で監督やコーチから指導を受けることもたくさんあるでしょう。
しかし、その指導があなたにとって正しいとは限りません。
指導を聞くことで下手になることだってあります。
そんな時に監督やコーチが責任をとってくれることはありません。
というより過ぎてしまった時間は責任の取りようがありません。
最初にもお伝えしましたが、練習はあなたが上手くなるために行っているものです。
大切な時間、人生を使って夢を叶えるために進んでいます。
そんな貴重な時間を使ってやっていることに、誰かの意見で左右されている暇はありません。
自分が「これだ!」と思う練習をこなし、監督やコーチの指導でも「これだ!」と思うものがあれば取り入れ、なければ取り入れないという選択が大切です。
最終的には全責任を自分で負うことになります。
それなのに選択権は指導者にあるというのはおかしい状況です。
その選択が間違っていても、自分で考え、自分で検証し、自分で工夫していく癖があれば、必ずあなたにとって正しい道に軌道修正されます。
今一度、あなたにとっての練習の意味を考え直してください。