バッティングする時に両足つま先体重なんてありえない
野球界には様々なバッティング理論やトレーニング方法が存在しています。
その中には、まったく真逆のことを言っているような理論や方法が存在しているため、混乱してしてまっている人がたくさんいるのではないでしょうか。
理論や方法が多岐にわたっている理由は簡単で、人間の身体は人それぞれなので人に適した方法は千差万別だからです。
しかしそれらの中でも、人間の身体の構造から考えれば不可解なことや一つのある方向性が見えてきます。
本日の記事では、そんな不可解なバッティング理論の中から一つを取り上げて解説してみたいと思います。
その不可解なこととは、
バッティングをする時に打者は両足つま先体重でスイングするべき
と言うものです。
結論から言えば、少しでも人間の身体の構造を勉強していれば、上記のような理屈がお門違いであることは明らかです。
その理由を見ていく上で一人の一流打者のバッティングフォームを見ていきましょう。
正確に言えばバッティングフォームというよりも「足の使い方」を見てみましょう。
その一流打者とは、元読売巨人軍で4番打者を務め、メジャーリーグでは世界最強軍団のニューヨークヤンキースでチャンピョンリングまで手にした「松井秀喜」選手です。