バッティングトレーニングするぐらいなら脳トレをしよう
テレビやどこかの本で、「脳は人間の身体の司令塔として働き、人間のすべては脳によって支配されている」という類の話を聞いたことがあると思います。
そのため「考え方」が大切だと言われ、「考え方」の教材や、「考え方」の大切さを説く指導者がたくさん存在しています。
その結果、皆が感覚的に人間の身体は脳に支配されていると思っています。
しかし、ちょっと冷静になって考えて欲しいことがあります。
あなたが飛んでくる球を打ったり、打球を処理したりする時のことです。
あなたは本当に脳で考えてから動いていますか?
答えは皆さんの中にあります。
当然ながら考えてから動いてるはずがありません。
そんなことをしてたら、気づいた時にはボールはキャッチャーのミットの中にあるでしょう。
そこで本日の記事で考えていきたいのは、
脳と身体の関係性について
です。
そしてその事実を知った上で、野球技術を向上させていくためにどうすればいいのかを考えていきたいと思います。
読み終わった時には、変なバッティングトレーニングをするぐらいなら脳の仕組みを考えた上でトレーニングした方が良いということに気づくはずです。
そして、自分たちがやっている練習の多くが実は大した意味がないのではないかと気づくでしょう。