バッターが三振を減らす「待ち方」と「予備動作」のなくし方
三振を減らすための「待ち方」とは
可能な限りリラックスした状態をつくり、ある一部だけエネルギーをため込むようにかまえる
ことです(リラックストリガーロック)。
その待ち方に加えて「予備動作」である「テイクバック」を無くすと、自分の身体の近くまでボールを呼び込んでも、最短距離でバットが出せるようになります。
すると、インパクトに100%の力を伝えることができるため、振り遅れにくくなり、仮に振り遅れても詰まらされることがなくなります。
この「待ち方」と「予備動作をなくすこと」の2つが実現できると結果的に「選球眼」が良い状態になっていきます(『選球眼を良くするって何のこと? ~選球眼の正体とは~』)。
いくら視力や動体視力を良くしたところで身体が反応しなければ無意味です。
また、たった18mの距離を150km/hもの速度で飛んでくるボールを目の認識でどうこうしようということ自体に無理があります。
「三振」を限りなく避ける方法として唯一考えられるは、「待ち方」と「予備動作をなくすこと」の2つしかありません。