バッティングを良くしたいなら正しい体幹をイメージしてみましょう
体幹の具体的な話をする前に一点だけ注意事項があります。
それは
決して体幹が不必要だと言っているわけではないこと
です。
体幹を適切に使えるようになればバッティングが良くなることは事実です。
問題は、
体幹としてとらえているものが体幹の極一部でしかないこと
です。
それでは前提条件を理解した上で「体幹」をイメージしてみましょう。
「体幹」とは「身体」の上から考えれば、「首」の下にある「鎖骨」の付近から始まっています。
そこから徐々に下がっていき鼠径部(そけいぶ=太ももの付け根)までのことを指して「体幹」と言います。
つまり、「首」の付け根や、「股間」の周囲も含まれることになります。
どうでしょうか?
あなたが行っているトレーニングが「体幹」を鍛える意味をなしているでしょうか。
「体幹トレーニング」の主流は「腹筋」や「背筋」を鍛えることです。
つまり、「腹筋」や「背筋」だけを鍛えることは、「体幹」のほんの一部を鍛えているにすぎません。
一部分だけを鍛えても体幹全体が適切に使えるようになればいいのですが、一部分だけを鍛えることは弊害の方が多いことに注意しなければなりません。