バッティング上達に足りないのは練習ではない

野球選手の大半は野球で生きていけない

野球選手が勉強嫌いなことは分かっています(私自身もそうだったので)。

また、野球選手はなかなか勉強をするまとまった時間が取れません。

練習時間が非常に長い上、過酷なため睡眠時間を確保しなければなりません。

学生期間を過ごすため、学校に行く必要があるため少しはやることになっても、自主的な勉強時間を確保できているような人はほとんどいません。

とはいえ、どんな状況であっても勉強をしている人はしているので、野球をやっているから勉強できないというのは言い訳にしかなりません。

野球を始め、プロ野球選手を目指している方々の将来の選択は二つしかないことをご理解しているでしょうか。

それは、

【1】知的なプロ野球選手として活躍し引退後もテレビなどで活躍できるようになる
【2】将来を見据えた勉強をし、野球界から引退後に一般職で活躍する土台を作る

の2つです。

いづれにしろ野球界から社会の中で生きなければならない日が訪れ、野球人生は、長くても一生の中でも1/3程度しかありません。

しかも、これはプロまで活躍できた場合に限られる話です。

さらに、その1/3は人生においてもっとも活力があり吸収力が最も高い時期です。

そんな時間に全精力を野球だけに注ぐことは人生においてリスクがかなり高いことを理解しているでしょうか。

野球を実際にやっている最中はわからないかもしれません。

野球引退後に野球関連で飯が食える人は、全体のほんの0.1%にも満たしません。

大多数は野球関連で生活はできないため他の方法を考えなくてはいけません。

そんな時に最大の助けになるのが勉強です。

また、活字を読む習慣をつけておくことです。

>次のページ:これからの野球選手が大きく上達するには勉強が必須

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