野球界は成長するチャンスを捨て続ける
野球界はとても閉鎖的な世界です。
それは過去の歴史を見れば分かることで、現在に至っても他の競技より閉鎖的な傾向にあります。
その証拠として興味深いハナシがあります。
オリンピックに向けてナショナルチームが編成された時、各競技者は一同にトレーニングセンターに集まり練習や合宿を行います。
しかし、その参加者の中には野球選手がただの一人もいません。
さらに、オリンピックが始まったとしても選手たちが大会期間中過ごしている選手村に野球選手はいません。
確かに野球のように市場が大きいスポーツは、チーム内での施設でトレーニングは事足りのかもしれません。
しかし、問題は施設がどうのこうのという問題ではないことに野球選手は気づいていません。
問題は、
他競技との選手と情報交換できる機会を失っていること
です。
しかも情報交換できる相手は各競技のトップアスリート達ばかりです。
この機会の損失がどれだけ野球界に損失を与えていることでしょうか。