バッティングを良くしたいなら練習時間を減らすこと
野球界は一度何か問題点を見つけると、練習時間を増やして解決しようとします(『練習量と勝敗が比例していると本気で思っているの? ~闇雲にやる練習の無意味さ~』)。
しかし、本気で野球をうまくなりたいのであれば、
他の人が10時間でやるような練習を1時間でこなしてしまうぐらいの発想が必要
です。
さらに言えば、大半の野球選手の本音はどこにあるでしょうか。
それは、
練習はできるだけしたくない
というのが本音でしょう。
しかし、うまくなりたいし、試合に出て活躍したいと思っているはずです。
ただ現実はそこまで甘くはなく、練習せずに上達し、試合に出て活躍するなどとても考えられない話だと思われています。
確かに練習時間を0にすることはできないでしょう。
しかし、
練習内容を効率的にすることは可能
です。
ある人が10時間かかって出来たものを、1時間でやってのけるということは野球に限らずどんなスポーツでもあり得ることです。
10時間かかってできる人と、たった1時間でできる人とでは、取り組むことができる練習の「内容」も「数」も変わってきます。
そこに技術の差が生まれます。
決して練習量が技術の差を生んでいるわけではありません。
問題の原因を練習量に求めることは、ただただ故障のリスクを高めるだけです。