レベルスイングについて考えるよりも大切なこと
では結局どのような「スイング」をすればいいのか・・・という話になってきます。
しかし、その答えは明白です。
それは、
選手それぞれの身体にあったスイングをすること
です。
人間の身体は人それぞれ異なっているため、たった一つの正解の「スイング」が存在していると考える時点で違和感があります。
そしてその違和感を皆が持っているのにも関わらず変化がありません。
その理由は、この明確な答えがあっても、その答えの中には究極の難問が含まれているからです。
それは、
「それぞれの身体に合ったスイング」を的確に、そして個別に伝えられるような指導者はほとんど存在しないこと
です。
一人一人を指導する時間がないという人もいるでしょう。
しかし、その大半は、一つの成功事例らしきもにすべての選手を当てはまて考えることしかありません。
しかも、その成功事例らしきものも、本当にその要素があって成功に導かれたのか曖昧なものを指導しているケースがほとんどです。
つまり、
野球選手の大半はたまたま自分で努力した結果、勝手に成長した選手だけが生き残っている
ということに他なりません。
指導されることで伸びた選手がどれくらいいるのか数えてしまうとびっくりするような人数しかいないでしょう。