バッティングの苦手なコースへの対処法
バッターであれば誰しも「うまく打てない」、「しっかりスイングができない」、「見逃してしまうことが多い」といったコースがあると思います。
いわゆる「苦手なコース」というものです。
できることなら「苦手なコース」を創ることなく、あらゆる「コース」や「球種」に対応できるようになりたいものです。
では「苦手なコース」ができないようにするためには何が必要でしょうか。
実はトレーニングや練習をする前に、ある考え方をもたなければいけません。
それは、
自分がなぜその「コース」を苦手とするのか原因を考える癖をつけること
です。
「原因」が分かれば、「対策」を練ることができます。
「原因」がわかなければ常にギャンブルをしなければなりません。
結果的に、その「原因」が間違っていても構いません。
間違っていれば、一つ間違っていることに気づけます。
しかし、「原因」を考える時に気をつけなければならないことがあります。
それは、
その「苦手なコース」を打つために、身体のバランスを崩して、どこも打てなくなってしまう自体に陥ること
です。
こんなことになるぐらいなら「苦手なコース」があった方がまし・・・というような状態に陥らないようにしましょう。
では本題に入っていきましょう。
なぜ「苦手なコース」というのが生まれてくるのでしょうか。
それは
苦手なコースをうまく打てないように自分自身で打てないような「スイング」や「準備」をしているから
です。
少し遠回りな言いかたをしてしまっていますが、「苦手」になるには、「苦手」になるまでの「プロセス」があるということです。
これはつまり、
そのプロセスを遡れば苦手の原因が分かる
ということです。
そして結果の部分を変えようとしても原因に辿りつくことはできません。