試合にでる条件
これをご覧になられた方は悪魔に魂をうる覚悟でごらんになっていると思います・・・・笑 その覚悟にお応えして、赤裸々に記していきたいと思います・・・。
とちょっと大げさなタイトルをつけましたが、これって意外と冷静に考えたら見えてくることでもあります。
試合に出場する条件って何か考えてみたことはありますか?
皆さん、試合に出て活躍するために、日々の苦しい練習に歯を食いしばって耐えられていると思います。日々の記事の中で、常々、「試合で活躍するための練習」を強調してきているわけですが、最後の関門、「試合に出られるかどうか」というところをクリアしていないと話になりません。
では、試合に出場する条件とは、なんなのか・・・それは2つだけ・・・
1.絶対的な技術を手に入れる
2.監督に気に入られる
この2つしかりません。そして何よりも今回の記事で強調したいのが2個目の「監督に気に入られる」です。姑息だと思われるかもしれませんが、これは紛れもない事実。
「絶対的な技術」はセンスなどのどうしようもならない部分が重要となるので、誰でもとできるいうわけにはいかないかもしれません。
しかし監督に気に入られるには方法があります。さらにはこの方法を応用すれば、審判の心理をも味方につけ、試合の勝敗すら影響させることができるでしょう。監督も審判も人間です。
そして一番の上手くなる方法は試合にでることです。1年の練習よりも1試合の公式戦にでることの方が上達には近道です。
監督に気に入られる方法
では、その方法とはどのようなものなのでしょうか。
ポイントは、監督の行動や言動、癖などを限りなく見ることです。
どんな性格で、何を求めているのか、どんな野球が好きで、どのような戦略をもってサインを出すのか、などをくまなく勉強し、探求します。
それを繰り返していくと、あなたは「何をすればいいのか」という方法が自ずからわかってくると思います。
加えて、人は、誰であれ「自分の言うことを聞いてもらえる」ことを不快に思うことはありません。つまりは監督の言うことを嫌な顔せずに100%聞くことが試合にでる絶対条件です。
監督も一人の人間です。人間の心理には逆らえません。
ただし面白いのは、「見られている時には」という条件がつくことです。笑
自分の技術にマイナス影響する時はさぼろう
とはいえ、気に入られるだけでは試合で結果を残せないので技術の向上も忘れてはなりません。そんな時に言うことをすべて聞けばあなたの技術に影響が出る場合があります。
そのアドバイスがあっていれば100%聞けばいいのですが、そうでない場合はいうことを聞いていては問題です。
そんなときは、
見られているときは聞いて、あとは練習をさぼりましょう
・・・笑
監督も人間です。すべてが正しいわけではありません。しかし、試合に出場する選手の決定権は大半を握っています。
この2点のどちらかもしくは両方が確実に実行できれば、あなたは確実に試合に出続けることができます。
気が引けるという方、朗報です!
こんな方法姑息で嫌だ!って方もいらっしゃると思いますが、結局はプロの世界でも同じことが起きています。しかも冷静に周囲をみてみれば同様のことが日常茶飯事ではないでしょうか。
そして、ことスポーツ、こと野球においては、「試合にでること」が技術向上の絶対条件です。でるでないは雲泥の差。何をおいてもとにかく出場することです。
そこで出場し活躍することが何をおいても絶対優先すべきことです。練習なんてサボろうと、試合に出て確実にチームの勝利に貢献すれば誰も文句は言えません。
いかにこの環境をつくっていくのか、それがあなたが成長する最大のカギを握っています。大学野球であれ、社会人野球であれ、プロ野球選手でさえ、試合に出ている人間が出続けるために考えていることはココです。
出てしまえば、もうけものです。あなたは試合で活躍するステージに立ちました。ここで結果を出して、監督に「よくやった!」と言わせれば、1年後のあなたは大きく変わっているでしょう。