ボールが止まって見えた・・・なんてありえるのか。

投手のボールが止まって見える方法

あなたが野球関係者であれば、きっと聞いたことがある名言です。

それは

「ボールが止まって見えた!」

という言葉です。

聞いたことはありますよね?

そうです、打撃の神様こと「川上哲治」氏の名言ですね。

これはもはや漫画の世界・・・と思いきや、実はこれ、誰にでもできることかもしれません。

ちょっとインチキ臭い話になってきましたが(笑)普段はかなり合理的な話ばかりしているので、ちょっとこういう面白話にも付き合ってください。

脳がすべてを決めている

人の体というのは、脳によって支配されています。

人間は、体の各センサーからの情報を「脳」で処理し、様々な信号の形で伝達し、「動作」を行っています。

必然的に、その各センサーからの情報が多ければ「脳」は忙しく働く必要があり、一つ一つへの注意力は低下します。。

反対に可能な限りセンサーからの情報を減らすことができれば、脳が一つ一つの物事により集中できるようになっています。

いわゆる、

意識が集中した状態

のことです。

無我の境地なんて表現する人もいるでしょう。

ではこの「脳」の特性を利用して、「ボールが止まって見える」状態をつくるにはどうすればいいでしょうか。

そうですね、

「バッティング」の動作時に、可能な限り動きを止めると実現する

感じがしませんか?

実際に「ボールが止まって見えた」は言い過ぎとしても、「ゆっくりに見えた」ぐらいは可能でしょう。

ちなみに言えば、私は実際に体験したことがあります。

「ボールが止まって見える」ためのポイント

打者は、投手が投球動作に入るまで「タイミング」を合わせる必要があるため、基本的に動作を止めるわけにはいきません。

しかし、投手が投球動作に入れば、一瞬止めることができる瞬間があります。

投球動作に合わせて打者も準備の段階に入り、スイング始めようとする一瞬、体をリラックス(脱力)させた状態で「ピタ!」と止める。

この状態を「リラックストリガーロック」と言います(『あなたはリラックストリガーロックって知ってますか? ~全てのバッティングの土台となる考え方~』)

これが実現できると不思議なことに

「ボールがゆっくり見える」

のです。

さすがに「止まる」というのは物理的に考えて不可能ですが、「ゆっくりに見える」程度なら人間の脳の特性上可能です。

インチキくさい話のようですが、是非一度試してみることをおススメします。

体を脱力し、無駄な動きをしないことで、ボールへの意識を集中させます。

ただ、これは科学的に実証されていることではないので、あくまで個人的な感想として捉えてみてください。

「ボールが止まって見えた!」も実際は止まっているわけはないので、科学的に説明がつく話ではありません。

止まったように感じたという話ですが、実際に感じた人間がいる限り、人によってはあり得る話だと私は思っています。

信じるか信じないかは・・・あなた・・・しだいです・・・。笑


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