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野球選手のウォーミングアップは7割が無駄

野球選手のウォーミングアップは7割が無駄

野球選手のウォーミングアップの定番といえば何でしょう。

そうですね、ストレッチですよね。

しかし、そんな野球界にとっては衝撃の事実かもしれませんが、

野球界で一般的に行われているストレッチは故障の予防という観点からいうとまったくの無意味で、むしろ故障のリスクを高めている

って知っていましたか?

無駄になっているだけならまだましなのですが、アスリートとして支障をきたすような存在なら考え物です。

今すぐ、ストレッチについての知識を適切に学び、過去の常識に囚われずに、効率的で意味のある練習をするようにしましょう。

野球選手のウォーミングアップは時間稼ぎしかなっていない

まず、野球選手の大半が行っているストレッチは、専門的な用語で言えば、「スタティックストレッチ」と呼ばれるジャンルのストレッチです。

スタティックストレッチは別の言い方をすれば、「静的ストレッチ」と呼ばれ、読んで字のごとく、動作の中で行わないストレッチのことです。

野球選手が行っているウォーミングアップは、(時期によっても異なりますが)40〜60分ぐらいかけて行っています。

その内訳をみると、

ウォーキング、ジョギング、ストレッチ(スタティック、ダイナミック、バリスティックなど)、特異的動作、加速走、ダッシュ

という形で行うのが定番ではないでしょうか。

この内訳の「ウォーキング」、「ジョギング」、「ストレッチ」は野球選手にとって必要ありません。

野球界の練習はとにかく練習時間を長くしようとする傾向にあります。

長く苦しい練習だけが意味があると考えています。

今回とりあげている「ストレッチ」を始め、「走り込み」といった類の練習は、単なる時間稼ぎにしかなっていません。

野生の動物は準備運動なんてしない

ストレッチの有効性を考える前に一つ考えて頂きたいことがあります。

ウォーミングアップのそもそもの目的とは何でしょうか。

それは、

練習の動作が適切に行えるようにする準備と怪我をしないようにするための準備

です。

つまり、怪我や故障の予防及びパフォーマンスが発揮できる状態に身体をもっていこうとうことです。

しかし、ここで考えなければいけないことがあります。

それは、

もし仮にウォーミングアップをしなくても、パフォーマンスが発揮できて、怪我すらしない

としたらどうでしょうか。

なかなか怖くて検証したことがある人は少ないかもしれませんが、ポイントは検証した人が少ない所です。

誰もウォーミングアップをせずに本格的な練習にのぞんだことはないはずです。

そんな時に参考として考えいていただきたいことがあります。

それは、

動物はウォーミングアップをしなくても肉離れなど起こさない

ということです。

人間も同じ動物なので、同様の特性があっても不思議ではありません。

これらのことを考慮にして考えていくと、通常の運動をするための予防措置は必要ないことになってきます。

野球選手の動きは人間の動作で言えば特殊

では野球選手はウォーミングアップをまったくしなくてもいいのでしょうか。

当然ながらそんなことはありません。

なぜなら、

野球というスポーツは人間の通常の動きとは大きく異なる特異的な動作があるから

です。

人間が生活していく分には問題なくても、野球選手として前準備しなくければいけないことがあります。

つまり、全てを考慮にいれると、

野球選手にとって必要なウォーミングアップは、特異的な動きと、不安であれば「ダイナミックストレッチ」を行うくらいで十分

ということです。

時間にして20分程度。

そのあとダッシュも7割走、8割走、9割走、全力ダッッシュというぐらいをやっておけば、ウォーミングアップとしては十分です。

さて、あなたの練習は明日からどうしますか?

ストレッチの有効性についてはこちらの記事をご確認ください(『ストレッチはデメリットがあると思った方が良い』)。

 

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