選球眼を良くしたいならボールを良く見てはいけません。

選球眼を良くしたいならボールを良く見てはいけません。

あなたは「選球眼」と「周辺視野」という言葉を聞いてどのようなイメージを持っているでしょうか。

野球界でも「周辺視野」という言葉が使われるようになって久しいですが、野球選手に「選球眼」と「周辺視野」について説明を求めると、説明できない選手や相反する意見を述べるケースが後をたちません。

選手が説明できないのはまだしも、指導者にある立場の人間がバラバラなことを言っていては、選手が困惑してしまうことになります。

これからの野球界を発展させていくためには、身体の知識を適切に学び、これらの言葉を一元化していくような仕組みが必要であることは間違いありません。

では、「選球眼」とは、「周辺視野」とは何のことを言うのでしょうか。

・「選球眼」とは投手が投げたボールを選ぶ技術のこと
・「周辺視野」とはどこか一点に集中するのではなく、全体をぼんやりと捉えて把握する技術のこと

ここで注目して頂きたいことがあります。

それは、

選球眼も周辺視野も技術であること

です。

決して「選球眼」と「周辺視野」が対義する言葉(反対言葉)ではなく、野球選手にとって両者とも必要な技術です。

多くの野球選手は、「選球眼」を「ボールをよく見ること」と考え、「周辺視野」を「全体をぼんやりと見ること」と考えています。

しかし、投手が投げた「ボール」を本当の意味でよく見ようとすると「周辺視野」が重要な役割を果たします。

そしていわゆる、目視によってよくボールを見ると、身体が緊張状態になるため、思ったようなスイングができなくなっていきます。

さらに、現実的に考えて140km/hを越える速さのボールを18mちょっとしかない距離から投げられて目で捉えることは不可能です。

ぼんやりと全体を見ている中で、投げられたボールが迫ってきていることを適切に脳へと認識させることが大切です。

周辺視野が適切に行えるようになると必然的に選球眼も向上します。

周辺視野は、全体を把握するための技術なので、投手のボールの軌道とストライクゾーンとの判断が瞬時に行えるようになります。

野球界の常識で言えば、ボールをよく見ないと打てないと考えてしまいますが、実際にはまったく逆の現象が起きています。

ボールをよく見たら打てない

ある社会人野球歴25年の、超一流の選手と話していた時のことです。

プロの選手でさえも尊敬し、慕う素晴らしい選手が、

ボールを見たら打てないので、ここら辺かなと勘で振っている

とおっしゃっていました。

これには私も同感で、ボールを見ようとすればするほど打てなくなると考えています。

というよりも、人間の身体の構造を考えれば、投球された「ボール」を目で追う事じたい怪しいトコロです。

人間の反応力的に無理がある

投手が投げるボールに打者が目視で認識した上で「打つ」には、人間の身体の構造を考えれば不可能です。

投手の「リリースポイント」から打者の「インパクト」までの距離を考え、その「ボール」のスピードを考慮に入れると、目で「ボール」を認識し、その後脳が処理をして、体へ指令を出して・・・という流れでは、到底間に合うことはありません。

打者は、「投手のフォーム」や「リリースの雰囲気」から、全体的に把握し、どこに「ボール」が来るのかをある程度予測し振っています。

その予測の範囲が一流になれば絞り込みの精度が高まり、バットの芯に「ボール」が当たる確率を高めています。

ということは、

ボールを凝視しては打てなくなる

ということです。

さらに「ボール」を凝視してしまうと身体的なデメリットも発生します。

「ボールをよく見る」と、人間は体が硬くなり「反応」を鈍らせてしまいます。

つまり、

力の伝達がうまくいかなくなるため、結果的に打てなくなる

わけです。

人間は「周辺視野」を使い、投手の特徴などから、あらゆる情報を把握する能力をもっています。

そんな素晴らしい能力を最大限生かすことができれば、「バッティング」において良い結果を出すことができます。

とは言え、野球選手が「ボール」をよく見て打ったイメージを持っているのも確かです。

なぜ、そのようなイメージが残るのでしょうか。

それは

ボールをよく見て打った残像を思い出しているから

です。

「周辺視野」を活用し、適切な予測の上で「バッティング」した時、人間は「インパクト」の残像が脳裏に焼き付きます。

それを、人間はしばらくたってから思い出しています。

ただし、「インパクト」の瞬間には「見る」という意識はありません。

「見えている」という表現が近いのかもしれません。

野球選手の全員が(というより人間なら誰しもが)やっていることなので、どうせ「見ていない」のであれば、あえて「見る」という行為を意識する必要はありません。

それよりも、凝視しようとしてしまうことによるデメリットの方が問題で、いっそのこと「感覚」を大切に「フルスイング」することを意識しておいた方が結果は向上するでしょう。

仮に「空振り」だったとしても、打たれそうな「フルスイング」は投手にプレッシャーを与えることができます。

その打席が失敗に終わったとしても、次の打席の布石にもなります。

「ボール」なんて凝視せずに、投じられた「ボール」すべてに「フルスイング」できるようになるために必要なことを考えましょう。

「ボール」に集中しすぎないで打つためのおススメのトレーニング方法

では、「ボール」に集中しすぎずに「リラックス」した状態で常に「スイング」できるおススメの方法をご紹介したいと思います。

それは

「MONOBUN」を使ったトレーニングを取り入れる

ことです。

この「MONOBUN」を使えば、「バッティング」に関する全ての悩みを解決することができます。

「MONOBUN」は、極端な言い方をすればどんな「スイング」でも構いません。

・・・というのは極端すぎますが、自由に「スイング」していいものです。

特に決まった使い方はなく、自分が思う「スイング」のまま使用して構いません。

その中で「爆風音」がなるように、微調整をしていけば、いつしか「爆風音」を鳴らすことができます。

そして「爆風音」が鳴った時には、自分の身体を効率的に使うことができています。

つまり、その選手が本来もつ力をロスすることなく伝達し、インパクトの瞬間に100%の力を伝えることができます。

「MONOBUN」は、一般的に良いとされる「スイング」ができていたとしても鳴りません。

あくまで一般的に良しとされる「スイング」であって、あなたにとってベストなスイングではないかもしれないからです。

つまり「MONOBUN」の「爆風音」を鳴らすことに集中していれば、あなたの身体にあった効率的なスイングをいつも実現できることになります。

「MONOBUN」は「ボール」を実際に打つためのアイテムではないので、実際に打つ際には「MONOBUN」で「スイング」していた時の感覚を大切に「バッティング」してみてください。

すると、芯で捉える確率は高まり、力強く飛距離のでる打球を打つことができるようになっています。

「MONOBUN®」とは

「MONOBUN®」はリラックスした状態で「テイクバック」という予備動作をなくし、最もその人にとって効率的な身体の使い方、インパクトに100%の力を発揮するスイングをした時に「ある爆風音」が鳴るように設計されています。

判断が難しい感覚の部分を「爆風音」だけで確認できるシンプルなものです。

ネクストバッターズサークルに置かれているマスコットバットには意味がありません(『マスコットバットを使うとスイングスピードが落ちるという事実』)。

この「MONOBUN®」がマスコットバットに変わって置かれる日もそう遠くない現実だと思います。

なぜなら「MONOBUN®」には、もう一点優れたポイントがあります。

それは、「調子の波を感じることができる」ということです。

普段は「MONOBUN」を振って「爆風音」を鳴らしていた選手が、調子を崩すと必ずといって「爆風音」を鳴らすことができなくなります。

同じ意識で振っていれば「爆風音」が鳴らなくなるのは当然で、人間の身体は常に変化しているためです。

そんな微細な変化すら「MONOBUN」は感知し、体感させてくれます。

調子を崩し始めるその前に「MONOBUN」を振って、「爆風音」を鳴らすことができる「あなたに合った効果的な身体の使い方」を実現しておきましょう。

そして実際のボールを打つ感覚を得るためには、本気で技術を手に入れたい人のために開発された「木製バット」である、炭化竹バット「WINDOM」を使用しましょう。

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痛くない・折れにくい・技術が身に付く「炭化竹バット/WINDOM」

「MONOBUN」を使って「スイングフォーム」を手に入れた後は、実際の「ボール」を打つときにも同じ「スイング」を実現させる必要があります。

そんな時にはできる限り「木製バット」で練習することをおススメします。

今や、「金属バット」では「バッティング技術」が身につかないことは常識となっています(『金属バットで練習しても技術は伸びないって知ってた? ~炭化竹バットのススメ~』)。

では、「木製バット」で練習すればいいのでは・・・という話になると思いますが、ハナシはそんなに簡単ではありません。

「木製バット」は扱い方を間違えてしまうと簡単に折れてしまいます。

湯水の如く資金力があるのであれば、いくら折っても問題ないと思いますが、そんな環境下にある選手は多くはないでしょう。

そこで昔から使用されていたのは「竹バット」であったわけですが、そんな「竹バット」には「ボール」を捉えた時の「手のひらの激痛」という問題がありました。

そんなすべての問題を解決した「バット」こそが「炭化竹バット/WINDOM」です。

「MONOBUN」を使って適切な「構え方」と「スイング」を手に入れ、「WINDOM」によって実際のボールを捉える練習をすれば、「バッティング」の見違えるような変化に驚くでしょう。

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