女子野球選手と男子野球選手は根本的に違う
ここ最近、「女子野球」が盛り上がってきています。
最近ではプロ野球界の良い話題をあまり聞かないだけに、「女子野球」の盛り上がりは一野球関係者として非常に嬉しい話です。
しかし、同じ「野球」というくくりで考えられていますが
女子野球と男子野球は別のスポーツと思ったほうがいい
と考えています。
それは、観る人においても、プレーする人においても言えることです。
「ベースボール」と「野球」が別のスポーツと考えられるのと同様ですね。
「女性」と「男性」の体特性やスピード感などを考えても、攻め方や作戦が全て異なってくるためです。
具体的に言えば女性の場合は、「ヒッティング」よりも「バント」を絡めた作戦の方が有効的で、「盗塁」や「エンドラン」などが仕掛けやすい特徴があります。
また、投手目線からいくと、女性打者の内角は比較的打ち取りやすく、外角は目が届きやすいといった特徴もあります。
野球というと、まだ男性が主体と考えられますが、男性野球の延長線上での作戦が立てられやすくなってしまいます。
しかし、「女性」だと言う観点から考えれば、明らかに異なる部分が存在します。
そのため、「女性」としての特徴を考えた上で、作戦を組み立てると優位に勝負を進めることができるでしょう。
女子野球がもっとメジャーになって、男子野球を打ち負かす存在になって欲しいですね。
そうなれば切磋琢磨し野球界の発展にもつながり、野球ファンももっと増えるでしょう。
付け加えれば、「野球」に関する情報が「男子野球」中心なので、参考にしてしまう傾向にありますが、既にスポーツ界においては古い考え方になってしまっている業界事情的にも大きく変化を与えるチャンスなので、あまり「男子野球」を参考にしない方が良いのでは・・・とも思ってしまいます。