打者で自分が打てないと思っている人へ
打てる人と、打てな人には大きな差があります。
「打てる」、「打てない」というのは非常にざっくりした分け方ですが、野球選手であれば、この分け方についてご理解頂けると思います。
技術の差があることは当然です。
しかし、「技術」の差が原因になっている部分は、2割から3割程度だと私は考えています。
それでは残りの7割から8割を占めている要因はなんでしょうか。
それは、
メンタル
です。
このメンタルには様々なものが含まれます。
打てるようになるメンタル面に関わる主な要素は、
・自分はダメだと諦めないこと
・打てない理由を考えること(打てなかったことを頭で思い返すこと)
・よかった時のビデオや画像を見るのを辞めること
・必ず打てるようになると信じること
です。
上記の事柄を守ることができるメンタルを持ち続けることが重要です。
一つ一つ解説をしていきましょう。
打てない時の対処法
まず、あなたはダメではありません。
ダメなのは、
打てなかった時に理由を考えもせず答えが見つからないまま次に行ってしまっていること
です。
そのため、「打てなかった理由」、「次に打てるようにするにはどうしたらいいのか」など自分なりの答えを見つけ、次に実行することです。
例えその答えが間違っていても問題ありません。
その時は、また次の答えを探し、実行し・・・を繰り返し続ければ必ず打てるようになります。
この繰り返しをできるだけのマインドを自分で創っておく必要があります。
これは自分自身でやらなくてはいけません。
指導者に聞いても答えは出てきません。
「自分がよかった時のビデオや画像をみない」ということを理解できない人は多いと思います。
しかし、「今」と「良かった時」の精神的状況は大きく異なっているはずです。
それにも関わらず、「良かった時」の映像や画像を見ても、今の自分に反映させられるようなことはありません。
さらには、「脳」と「体」に誤差も生まれるため、思い通りにはならないというデメリットも出てきます。
つまり、細胞レベルまで話せば、「今日の自分」と「昨日の自分」は別人です。
それが1年にもなれば、その頃の自分の動きが、今の自分の動きに適するはずはありません。
最後に、「必ず打てるようになると諦めない」という強いマインドは、ここまで記してきた内容を遂行するために絶対的に必要なマインドです。
これらマインドに関わる部分を遂行し続けられれば、技術の差はどんどん埋まっていきます。
「打てない」と思っている人は、練習する前にマインドを変化させることをおススメします。