野球選手にとって高校時代とは
小学校から野球を始め、プロ野球選手またはメジャーリーガーとなって野球人生を終える幸運な人がいます。
また、高校野球でピリオドを打つ選手、大学や社会人野球で終わる選手など様々な方がいらっしゃいます。
しかし、「技術的」にも、「精神的」にも、「肉体的」にも一番成長する時期というのが高校野球時代ではないかと私は思っています。
それは、「球速」や、「飛距離」、「足の速さ」などを考えても一番成長する時期だからです。
球速も「110km/h→140km/h」となる選手などゴロゴロいます。
打球も「90m級」の飛距離をどんどん飛ばすようになります。
足の速さも「100mを11秒台」で走る選手も出てきます。
それらのほとんどが高校時代での成長です。
そんな大切な高校時代に、もっとも大切なこととは何なのでしょうか。
せっかく身体が成長したいと訴えかけえくる時期なので、身体にとって最もいいことを行っていきたいところです。
高校野球選手が最も大切にしなければならないこと
当然、大切な要素はたくさんありますが、中でも大切なことは
高校生の好奇心を刺激できる環境に行くこと
です。
高校生の特徴といえば、精神的な成熟は進んでいるものの、好奇心が旺盛であることが特徴です。
様々なできることも広がっていても、制御することに関しては、まだまだ未熟です。
これはある意味、もろ刃の剣状態で、この好奇心があるからこそ成長できるわけです。
いい練習を楽しく沢山させることができればいいのですが、その逆を沢山してしまうと、野球人生が終わってしまうことも十分ありえます。
そのため、「学校の選択」や「野球部の雰囲気」、「強豪なのか」、「弱小なのか」、「指導方針はどうなのか」を適切に選択するべきでしょう。
「親御さん目線」と「お子様目線」をしっかり把握して一番の環境で過ごすことが大切です。
この高校の時期は、
練習的は一定の自己尊重するものの、反対に一定の枠は設けているという方針
を掲げている所がおススメです。
当然ながら実際に練習内容がそうなっているか確かめる必要もあります。
全てにおいて自由であるというのも、高校生の時期においては危険性を伴います。
大学や社会人、プロ野球への選択を考えるのであれば、目立つ存在となる必要がありますので、甲子園を狙えるポジションの学校がいいのは言うまでもありません。
とはいえ、これからの時代は、学習能力等も大切になってくるので、練習だけしてればいいというような学校は避けたほうがいいでしょうね。
高校の2年半はとても大切な時期なので、環境の選択は適切に行いましょう。