野球選手がバッティング技術を高めたいなら・・・
野球選手に聞いてみると、半数ぐらいの割合で知らないとても大切なことがあります。
それは、
自分が使っているバットの重さ
です。
冷静に考えて、これでいいのでしょうか。
どういった観点からそう思うのかというと、
道具を大切にしているか否か
といった部分です。
単純に、「大切に使うかどうか」という意味も含め、「自分のパフォーマンスに道具が関わっていること」をちゃんと理解しているのか、はなはだ疑問に思ってしまいます。
野球選手がバットの重さを知らないのは関心が薄い証拠
重さが変われば、バットを振った時の感覚に変化はあるはずです。
しかし、その場合は詳しい重さを知らなくとも、バランスよく振ってしまえば、いつしか慣れてしまうでしょう。
ただ、バットを大切にしているのであれば、おそらく磨いたりすることや、バットに対して追求する思いがでてきて当然です。
すると、「重さ」が書かれているところに目がいったり、「何gあるのか」計ってみたりすると思います。
また、しない方が不自然ではないでしょうか。
打者にとってバットは生命線です。
生命線どころか、バットがなければまず投手のボールを打つことは不可能でしょう。
バットがあって初めて好きな野球がプレーできて、プロ野球選手になりたいという夢も見ることができます。
そのためには「バット」の手入れや、弾きやすくなるようにメンテナンスしたり、愛用のバットを可愛がるような思考を持つことは、自然なことで、大切なことではないでしょうか。
道具はただの道具という認識ではなく体の一部という考え方を持たなければ中々上達しないでしょうね。
野球の打者のように、グラブやバットを頻繁に使う選手たちは、体の一部のようにしてしまうことがパフォーマンス向上への近道です。
反対にできていなければ、「グラブさばき」や、「バットスイング」はチグハグの動きが主体となってしまうでしょう。
そうならないためにも日頃から道具とは一心同体となれるようにメンテナンスなどを行っておくべきだと考えています。
例えば、「バットを干してみる」とか、「乾いた布で毎日拭いてみる」のもいいですね。
バットへの関心が薄いことは、「自分の使っているバットの重さを知らない」ことを考えれば一目瞭然です。
野球選手は非常に道具が多い部類のスポーツになると思いますが、道具を大切にするのであれば、せめて拭くぐらいはしましょう。
あなたに適したバットの重さとは
また、最後に付け加えとして、よくある質問にお答えしたいと思います。
それは、
自分は高校生なんですが何gぐらいのバットが良いのでしょうか
といった質問です。
最早この質問をする時点でおかしいとお気づきでしょうか。
答えは、
バットの重さなんて人それぞれ
なので答えようがありません。
あくまで900g付近が多いという基準はあっても、自分に適した重さは、人の身体が十人十色なので、一概に言えることではありません。
同じような体型をしていても、適した重さが違う人はいくらでも存在しています。
その中であなたの身体にしっくりくるバットの重さを選ぶしかありません。
中学生でも900gで振っている人はいます。
まずは、あなたのバットが何gなのか確かめましょう。