スポーツに「筋トレ」が効果的でない理由
スポーツと「筋トレ」が直結した効果を生まない要因の最も大きな部分は、
スポーツは様々な始動する場所から生まれる力によって、ある筋肉から次の筋肉、次の筋肉へと伝達していく連動性によって生まれる形が重要な動作
であるのに対し、「筋トレ」は
ある部分の筋肉に対し集中的に負荷をかけていき共縮などを引き起こし、さらには、筋破壊、修復によって肥大させることを目的としている
ことです。
つまり「筋トレ」から得られるものは「スポーツ」をするための筋肉の状態からは程遠くなりかねないということです。
そのため、「筋トレ」を行うよりも「全身運動」をするトレーニング方法を推奨します。
この観点から考えれば、「うさぎ跳び」は決して悪いトレーニングではありません。
うさぎ跳びが効果的かどうかより大切なこと
しかし、勘違いしないで頂きたいことがあります。
決して「ウエイトトレーニング」が悪いと言っているわけではなく、「ウエイトトレーニング」でも「スナッチ」や「ジャーク」といった全身の動きを取り入れると効果的です。
バーベルを引き上げたり頭上に持ち上げたりする力の伝達というのは、「スポーツ」を行う上での動作形態に近いため行って良い「ウエイトトレーニング」の形と言えます。
そのため、「うさぎ跳び」もやった方がいい人、やる必要のない人が絶対にいます。
人それぞれ、プレイヤーとしての特徴もあるはずです。
効果的であるかどうかよりも、「こんな練習はするな?」「こういった練習が一番だ」などと言われている練習方法等は必ずワンクッションおいて考えることが大切だということです。
ポイントは、野球を行う動作形態に近く、自分の特性にあっているか、自分自身で考えることです。
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