バッティングは待ち方で9割決まる
打者にとってのボールの「待ち方」は、バッティングにおいてとても重要なことの一つです。
なぜかというと、
ボールから目を切るタイミングが「待ち方」と深く関係しているから
です。
まだ分かりにくいと思いますので、詳しくみていきたいと思います。
まず、調子が「良い選手」と「悪い選手」を、「投手」の投げた「ボール」を「見逃した瞬間」を統計的に見ていくと興味深いことが分かります。
それは
調子のよくない選手は、比較的早い段階で体を起こすような(目を切っている)動作
をしています。
反対に、
調子の良い選手は、ステップしても、ボールの軌道を追うような形
をしています。
この両者の「見逃し方の違い」で調子の良し悪しが生まれています。
どのような違いを生み出しているのかというと、
調子の良い選手の見逃し方は、どんなタイミングであってもバットが出せる状態で構えているが、調子の悪い選手は特定のタイミングにしか対応できない
という状態を創っています。
もっと簡単に言えば、
「見逃されている」のか「見逃している」のか
という違いです。
この二つは、結果は同じでも大きな違いです。