金属バットで練習しても技術は伸びないって知ってた? ~炭化竹バットのススメ~
皆さんがバッティング練習をする時に、どんなバットを使って練習していますか?
恐らく高校野球までの選手であれば、「金属バット」を中心に練習されているのではないでしょうか。
昨今では、「金属バット」で練習していては、バッティング技術が身につかないことは知られる所になってきたため、練習中には「木製バット」を使用するケースが増えてきています。
数々の有名プロ野球選手も、幼少期からの「木製バット」を勧める流れがあります。
実際に、メジャーリーガーの生きる伝説になっている「イチロー選手」を始め、現在、プロ野球界の一流スラッガーを排出し続ける「大阪桐蔭高校」は高校時代から「木製バット」を使用しています。
(大阪桐蔭高校出身者:森友哉、中田翔、中村剛也、平田良介、浅村栄斗etc…敬称略)
これは、「金属バット」の特徴として、打球を遠くまで飛ばそうとすると、「技術」よりも「力」が重要になってくるため、「金属バット」で練習してしまうと、「力」にばかり頼ってしまうため「技術」を置き去りにしてしまうデメリットが生じてしまうため生まれている結果でしょう。
「金属バット」だけで、野球人生を終える人にとっては問題ないかもしれませんが、プロを見据えていくのであれば、「力」だけでは抗うことはできません。
さらに言えば、練習中は「木製バット」を利用し、試合中は「金属バット」を使用すれば、「金属バット」を使用している期間であっても、さらなる結果を望むことができます。
これだけの事実が分かっている中で「木製バット」を使用しないのは、愚行と言わざるを得ません。
詳しく知りたい方は以下の記事をご参照ください。
・『金属バットでいくら練習してもバッティング技術は身につかないって知ってた?』
・『金属バットでは技術はつかない ~木製バットで本物の足腰を手に入れる~』
・『野球選手はバットの性能に頼りすぎています。 ~金属バットでは技術は身につかない~』
・『「金属バット」と「木製バット」の違い ~そもそもの構造から違うって知ってますか?~』
良いのは分かっていても野球選手が「木製バット」を使わない理由
それでは、何故「木製バット」を使用しないのでしょうか。
それは、ある理由が大きく存在しているからではないでしょうか。
それは、
木製バットは高価で痛みやすい
という理由です。
つまりは、「経済的ではない」ということです。
様々なチーム事情や家庭事情があるとは思いますが、「木製バット」は比較的高価な部類のバットで、さらに言えば、管理法や扱い方によって簡単にダメになってしまうバットです。
イチロー選手などは専用の入れ物を用意しておくぐらいです。
そんな「木製バット」を、お金のことを考えずにいくらでも購入できる環境にある人は稀でしょう。
反対に言えば、「金属バット」がここまで流行った要因とも言えます。
「木製バット」を使用しないわけは大人の事情が絡んでいるからなのです。