理想的なスイングが実現できたらオワリではない
そしてここからが最も大切なことです。
一度理想的なスイングを手に入れたとしても維持できなければ意味がありません。
とはいえ、1年を通してベストな状態がずっと続くことはありません。
調子が悪くなってしまった時は、「インサイドアウト」を思い出し、その後に、「インサイドアウト」をするときに注意すること4点を思い出して練習することで修正が安易に行えます。
大半の選手は、なぜ調子が悪くなったかというのを理解していることは稀です。
原因というのは、わからなくても大丈夫です。
元に帰る基準があれば、また理想のスイングに近づくように繰り返し練習すれば必ず調子はもどってきます。
その基準になるスイングを知っていることが最も大切なところです。
打者自身が調子が悪くなった原因がわからないし、調子を戻す方法もわからないとなれば、指導者はもっとわかりません。
それは感覚的な部分がとても大切だからです。
迷っても戻れるところがるような基準をしっかり確立しておきましょう。
そんな時のヒントは「インサイドプッシュアウト」です。