走り込みをやって上手くなる人は1割程度?
現実を見れば分かります。
走り込みをたくさんすることで結果を出している人は何人中何人でしょうか。
10人中1人いればいい方ではないでしょうか。
つまり、10人中9人は失敗に終わっています。
9人の失敗は走り込みの量が足りなかったからでしょうか。
それは選手であるあなた自身が一番分かっていることです。
9人の失敗は才能がなかったからでしょうか。
練習とは才能があろうがなかろうが、野球が上手くなるためにするものなので、練習の効果を語る時に「才能」を持ち出すのはナンセンスです。
才能がなくても上手くなるものが練習です。
走り込みをすることで上手くなる選手が存在することは否定しません。
しかし、それ以上に走り込みをしても上手くならない人が存在することを否定してはなりません。
現在メジャーで大活躍中のダルヴィッシュ投手も動画内で走り込みを否定しています。
走り込みが必要かどうかは一番選手自身が気づいていることでしょう。
野球選手は陸上選手より下半身が疲労している傾向があります。
そしてその疲労に気づかないほど慢性化しています。
何の考えもなしに走り込みをするぐらいなら、その時間を休息にあてた方が圧倒的に上達するでしょう。
正確に言えば、上達するというより、その人本来の力が発揮できる状態に戻すことができる・・・というだけですが。
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