野球選手はアキレス腱が何なのかも知らない
アキレス腱とはコラーゲン組織で形成されており、身体の中ではとても硬い組織です。
筋肉とは異なった組織なので同様に考えてはいけません。
硬い組織ということは、関節などを固定したり、安定性を高める目的で存在しています。
つまりは、アキレス腱は足首の関節を安定させるために備わっているものです。
そんなアキレス腱を伸ばしたり、折り曲げたりする行為は腱を弱体化させる行為です。
もっとシンプルに言えば、
アキレス腱を伸ばすことは断裂を促す行為に等しい
ということです。
今までの常識から考えれば信じられない話ですよね。
仮にアキレス腱がゴムのようなもの(といっても筋肉もストレッチはよくないんですが)であれば、伸縮性があった方が切れにくいような気がするのも理解できます。
しかし、アキレス腱は硬い組織です。
硬い状態であるからこそ役割を果たすことができる組織です。