野球がなぜマイナースポーツなのか
少し話がそれてしまいますが、なぜ野球はマイナースポーツなのか考えたことがあるでしょうか。
一つ言えることは、
場所や道具がたくさん必要という観点から誰でも行えるスポーツではないから
ということでしょう。
ある一定水準の所得を確保できるような国にしか行えない(楽しめない)スポーツなのでしょう。
このように考えると、日本での野球人口は世界的にかなり上位に入っているのは間違いありません。
ということは日本人は単純に恵まれているということが言えます。
特に野球に関しては日本のスポーツの中では断トツに給料が高いスポーツです。
活躍すればするだけ、それに見合いすぎた報酬がもらえるというとんでもないスポーツです。
お金の話がでてきたので、世界から見た感覚を得るためにもちょっと面白い話があります。
あなたは、
マヘランドシンドニーというスポーツ選手を知っていますか?
さて、何人の方が知っているでしょうか。
かなり少ないことが予想されます。
彼はインド人のクリケットの選手なのですが、なんと2013年には世界で最も稼いだ野球選手(つまりメジャーリーガー)よりもお金を稼いでいます。
その年には、世界のスポーツ選手の中でも16番目という半端ない額(約25億円)です。
でも日本人の大半は知りません。
まさに世界から見た「野球」はこのような形です。
お金の金額が全てではありませんが、お金が集まるということはそれだけ多くの人の関心が集まっているということでもあります。
一昔前の日本における「野球」の熱狂ぶりは確かにすさまじいものがありました。
しかし、今では選択肢がたくさん増えてきた中で、「野球」というスポーツが発展するためには、「伝統」という言葉を隠れミノにしてはいけない時代がきているのでしょう。
もっと、人間の身体の構造を考え、効率的で、効果的なトレーニング方法を取り入れていくべきでしょう。
情報は本当にたくさん転がっていますよ。
あなたが少し手を伸ばすかどうかで、選手としてのパフォーマンスは大きく変わることでしょう。