怪我で引退ほどつらく、つまらないものはない
私は自分で言うのもなんですが、「努力の天才だ」と言われたほど練習の虫でした。
休日返上なんて当たり前で練習し、「筋トレ」も人一倍やっていました。
その結果は、
怪我で野球界を引退
です。
甲子園に出場する機会も得て、ドラフト候補の声もかけて頂き、社会人として野球でご飯を食べる時期も経験はさせて頂きました。
しかし、最後は思うようなプレーもできず、野球人として不完全燃焼のまま、プレイヤー人生を終了したことを今でも悔いております。
どれだけ練習しても、「怪我」や「故障」をしてしまえば、スポーツ選手としては「終わり」を意味しています。
終わらなかったとしても野球人生の大きな損失になります。
実力が足りずに終わる野球人生であればまだしも、自由に動ければもっとできると思って辞めることほど苦しいことはありません。
そして、野球選手の故障の原因は「疲労」の蓄積による異常なまでの身体の酷使です。
優秀なはずの人間の「回復」機能を上回る「疲労」を蓄積してしまています。
野球選手は修行をするために野球をやっているわけではありません。
大して効果もない練習を繰り返し、疲労ばかり蓄積し故障をしてしまったという経験は私だけで十分です。
できる限り同じ経験をしてもらわないためにも、大して検証もされていない効果のでない練習は「サボること」をおススメします。