技術向上

野球バカ増産プロジェクトin福岡 ~元プロも勧める最先端の野球プロジェクトが始動~

野球バカ増産プロジェクトin福岡 ~元プロも勧める最先端の野球プロジェクトが始動~

大人気企画「ADLIFE INTERVIEW」もとうとう記念すべき10回目を迎えました!

そんな記念すべき10回目にふさわしいインタビューとなりました。

今回は、「野球バカ増産プロジェクト」という野球界の練習現場に一石を投じるプロジェクトを進める主催者の方々にインタビューを行って参りました!

日本の野球界が、様々な問題に直面し大きな岐路に差し掛かっている中で、具体的な解決策を示している世界基準のプロジェクトです。

これから10年先の野球界は「野球バカ増産プロジェクト」が推し進めていく形がベーシックとなっていくと確信できるインタビュー内容です。

現在、野球をしている小・中・高校生の方は、絶対にチェックしておきたい内容ですし、一番は選手をお子さんに持つ保護者の方にはぜひチェックしてもらいたい内容です!

これから野球界で活躍していくためのヒントがたくさん散りばめられています。

この「野球バカ増産プロジェクト」が広がっていくことで、たくさんの可能性が芽吹いていくことを願っています!

今、野球はとにかく福岡がアツい!!

※野球バカとは、老若男女問わず野球が好きで好きでたまらない人間のことです

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【語り手】
◆北原しゅうじ氏(株式会社メモリトレーディングセンター社長)
◆浦川淳氏(BBA公認グラブアドバイザー)
◆小林亮寛氏(ベースボールワークアウトスタジオKOBES代表)
【聞き手】
◆大竹一彰(株式会社ADLIFE)
【場所】
◆ベースボールワークアウトスタジオKOBES

野球界の現状はいつまでも変わらないのに元プロ野球選手が大切にしているのは真逆のことだった

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―皆さんの野球経験から「野球バカ増産プロジェクト」を主催していくまでに至った経緯を教えてください。

北原氏―

「野球バカ増産プロジェクト」を立ち上げるきっかけになったのは、自分の娘が野球チームに所属している時に感じたことが大きな要因になっています。

私も野球少年だったのですが、当時は練習内容に疑問を感じることはありませんでした。

しかし、少年野球で練習している娘を見ると、自分が当時に行っている練習とほとんど変化がなかったんです。

不思議に思って一つ一つの練習を見ていくとどんどん疑問が沸き上がってきたんです。

そこで思い切って周囲の保護者の方々に疑問をぶつけてみると、なんと私と同じ思いの人がたくさんいたんです!

ただ皆が言い出すことができなかっただけで・・・。

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良くも悪くも野球チームにおける「監督」の存在は絶対ですし、保護者も自然に絶対視し、「監督」もチームへの口出しを嫌います。

とは言え、自分の娘が現状のままでは良いはずもないので、思い切って周囲に発信していくことを決意しました。

それが「野球バカ増産プロジェクト」を立ち上げたきっかけです。

世の中に野球界の現実を問いかけたいと思って立ち上げました。

すると、小林さんのような元プロ野球選手が、現状のような野球とは真逆の伝え方をしているということに直面したのです。

元プロ野球選手が、野球を楽しませることをベースに教えているのに、(よく考えれば)素人同然の監督たちが真逆の指導をしているんですよね。

「やっぱりこれはおかしい」と素直に思いました。

人間教育と技術指導は別物なんですよ。

しかも、その「人間教育」というのも結局のところ、大半は「監督」の言いなりになる人間を創りたいだけなんですよね。

しかも保護者の中には、「監督」にしつけをして欲しいと思って野球チームに入れる人すらいるんですよね。

そんな状況で子ども達が野球を好きになるはずはありませんし、上達するはずもありません。

好きこそものの上手なれとはよく言ったもので、野球が好きであれば勝手に上達してしまうものではないかと思います。

勉強も大してせずに息子に指導してしまったことに本気で謝罪した

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浦川氏―

私も高校時代に甲子園に出場した経験があります。そして私も北原氏と同様に、自分の息子のお陰で「野球バカ増産プロジェクト」に参加するようになりました。

私は息子が中学生になるまで、「スパルタ」の指導が正しいと思っていました。

自分も「スパルタ」指導で野球の技術を身につけてきたので、今までの野球観が絶対正しいと思っていたんですよね。

そして上手くならない息子に対してセンスがないな・・・なんて今考えれば信じられないことを思っていました。

しかし、ある勉強会に息子と参加したことをきっかに考え方が180度変わりました。

今までの野球界と真逆の指導をすることで息子のパフォーマンスが伸びていくんですよね。

しかも最も強烈だったのが、息子から「小学生時代が最も野球が嫌いだった」と言われたことです。

自分が指導している時が最も嫌いだったと言われた時には、本気で息子に謝りました。

なんてことをしてしまったんだ・・・と恥ずかしくてたまらない思いになりました。

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それからは、野球を指導するのであれば、しっかり勉強をした上で指導しなければならないと考えられるようになりました。

よく考えれば自分自身も野球について学んでなんていないんですよね。

大半の監督達も勢いで指導してしまっている部分が多いのが現実ですよね。

やっぱりそんな野球界はおかしいと思うんです。

だから私も「野球バカ増産プロジェクト」によって、本物の「野球バカ」が増えればいいなと願って活動しています。

ここでの「野球バカ」の意味は、老若男女問わず野球が好きで好きでたまらない人たちのことです。

そんな人が増えたり、活動しやすくなれば、野球界は必ず発展すると信じています。

野球を楽しむことがベースで「個人練習」と「組織練習」の棲み分けが大切

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小林氏―

私は、北原氏と浦川氏が立ち上げた「野球バカ増産プロジェクト」にアドバイザーという立場で関わらせて頂いています。

私は2014年に引退するまでプロ活動をしていました。日本のプロ野球では一軍での試合経験を得ることはできませんでしたが、選手と打撃投手の両方を経験し、海外5か国で外国人選手とプレーしてきました。

現役の最後には、ドミニカへ渡り、40日間ほど滞在しウィンターボールに挑戦しました。

NPBに在籍していた頃、引退後はもう野球には関わりたくないと本気で思っていました。

それぐらい日本の野球界の育成システムに夢を感じなくなってしまっていたんですよね。

もし自分の教え子が同じ苦しみを味わったら嫌だなぁと思っていたので。

そのため、引退後は野球とはまったく関係のない仕事をしようと思っていました。

しかし、海外に出て知らなかった野球観に出会い、異なる民族や文化の中で様々な教育論が生まれていることを学びました。

NPB球団のフロントと言われる方々と話をするようになって

「ああ、日本の野球界の異常に気づき改善しようとしている人たちがいる。自分も野球界発展のためにできることをしよう!」

と思えるようになりました。

周囲からも野球チームをつくって指導して欲しいという声が思いのほか多かったのですが、普通の野球チームを創ってしまっては現状の解決にはならないと思っていました。

福岡はただでさえ野球チームが多い、さらにチームを増やせば選手は分散するし球場の確保も熾烈になる。

必要なのはチーム創りより環境整備だと思ったんです。

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そんな時にドミニカやアメリカでの体験を思い出しました。

ドミニカにしろ、アメリカにしろ、選手達は野球を全力で楽しんでいるんですよね。

それでいて結果を残すことに貪欲なんです。

楽しいから当然勝ちたいし、試合に出たいから最大限のアピールをするんです。

そして日本と決定的に異なるのは、「個人練習」と「チーム練習」の比率です。

アメリカで言えば、平日は自宅やアカデミーなどで個人練習をして、週末にボールパークに集まり「ゲーム」や「組織練習」をします。

ドミニカに至っては「少年野球」も「高校野球」も存在しません。

16歳半からメジャーリーグのアカデミーに入りますが、それまでは民間のアカデミーで個人の能力をどんどん育てていきます。

それでもメジャーリーグで活躍する選手を幾人も排出しています。

ようするに「個人練習」と「組織練習」の棲み分けがきっちりできているんです。

実は私の少年時代も平日は個人の体力や精神力を鍛えるチームだったので妙に納得してしまいました。

そこで「チーム」を創るというより、「個人練習」のサポートができる場を創りたいと思い、現在のジムを創りました。

すると北原氏や浦川氏のように、日本の野球界が異常であることを発信しているような方々に出会ったんですよね。

その時、異常事態に気づいている人が他にもいるということが分かったんです。

プロ野球選手のトライアウトでは、野球を続けるために受けに来ているはずなのに、大半の選手が「受からなかったら野球はもういい・・・」と言っているような現状です。

本来は野球界で苦労した人達が具体的な問題点を知っているはずですが、そんな人達ほど野球現場から離れ、埋もれてしまっている気がします。

単純に埋もれてしまっているだけですから、「野球バカ増産プロジェクト」のような声が大きくなっていけば少しずつでも野球界が変わっていくのではないかと感じました。

保護者や指導者は指導することよりも環境を整えてあげることが大切

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―「野球バカ増産プロジェクト」が目指していく世界観を教えてください。

北原氏―

何と言っても「野球」が楽しいと感じられるようにすることです。

そしてそんな場を提供することです。

そのため特に技術指導をしようとは思っていません。

大人も一緒になって子ども達と野球を楽しめるような環境を提供することに注力しています。

ただし、学ぼうと思えば学べるような環境を整えていこうと考えています。

小林氏のような元プロ野球選手も遊びにきてくれています。

野球が楽しくて上手くなりたい人は自然と小林氏のような人に聞きにいきます。

さらに野球選手にもこだわらないようにしようと思っています。

ラグビー選手を呼んでタックルの仕方を学んでもいいと思っています。

コンタクトスポーツではない野球選手は転倒や接触した際の受け身が上手くありません。

そのためラグビーなどのタックルをやってみることで自然と衝撃の吸収の仕方を学べるのではないかと思っています。

とにかく親や指導者は口を出すのではなく、子どもたちが自然と技術が向上していく場を提供することに集中すべきだと思います。

実際、「野球バカ増産プロジェクト」に参加してくれる子ども達は、何も言っていないのに元気な挨拶をしますし、自ら進んで練習後のグラウンド整備を皆でします。

子どもたちは何も言わなくても大人がやっていれば自然と後をついて同じことをやってくれます。

ただただ厳しい指導で挨拶を教えても、怖い人の前では挨拶をしても、怖くない人の前では何もしないような子どもができあがるだけです。

そんなことは周知の事実だと思います。

少年野球を始め野球の本来の目的とは何なのか考え直す機会が必要

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―「野球バカ増産プロジェクト」の今後の活動について教えてください。

浦川氏―

少年野球の目的とは何なのかを皆で考えるような場を創っていきたいと思います。

現在では、参加したい子ども達を中心に、大人も参加しながらグラウンドに集まって野球をしています。

その輪が自然と広がり、学童女子野球チームができあがる程になりました。

近隣のエリアも含めて女子野球チームは存在していないので画期的な挑戦となることは間違いありません。

さらに、一般的な野球界で指導することと真逆のことばかりを教える実験的な野球チームを創っていこうと考えています。

今のままのペースで言えば、そう遠くはない内にできてしまうでしょう。

そして現在、最も注力していることは、「少年野球界改革シンポジウム」を開催しようとしていることです。

これは日本の野球界において初となる革命的なチャレンジだと思っています。

プロ野球選手をはじめとした各界の著名人を呼んで、皆で「少年野球」の在り方を考えて具体的な案を形作っていきたいと思っています。

少年野球の目的は「野球」というツールを使って成長し、肉体を鍛え、集団の中で自ら考えて行動することで、自然と「礼節」・「感謝」の気持ちを学ぶことではないでしょうか。

野球の技術と体力を身につけることで、自分に自信を持ってハッキリと自己主張し、何事にもチャレンジする人間になっていって欲しいと「野球バカ増産プロジェクト」では考えています。

もちろんその中で、勝負に勝つ喜びや友情もたくさん芽生えて欲しいと願っています。

現在、その「少年野球界改革シンポジウム」開催にあたってクラウドファウンディングを実施しているので、よければご支援宜しくお願い致します(『「野球バカ増産プロジェクト」支援ページ』)。

皆で少年野球の世界から野球界に革命をもたらしていきませんか。

ぜひご参加ください!

子ども達は保護者や指導者のために野球をやっているわけではない

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―最後に同じようにお子さんをもった保護者の方々に一言頂けないでしょうか。

北原氏―

私たちと一緒に勉強していって欲しいと思っています。

例えば、投げ方で言えば、人間ですから「正しい投げ方」は子どもによって様々なはずです。

しかしそんな当たり前のことも野球界に居続けることで固定概念に囚われてフォームを矯正してしまいます。

その結果、子どもたちが故障しても「自分がついていながら・・・」と後悔するような指導者は少ないのではないでしょうか。

保護者や指導者が謙虚に勉強する姿勢があれば、子ども達も自然と様々なことに興味を持つ子になっていくでしょう。

たとえプロ野球選手になれなかったとしても、野球という素晴らしいスポーツを好きになって、一生のいきがいとして野球をやっていけるような出会いとなれば良いのではないでしょうか。

野球で活躍しない子どもは自分の子どもとは言えないなんてバカなことはないはずです。

元気に育ってくれさえすれば本望ではないでしょうか。

現状の、指導者や保護者のために子ども達が野球をやっているような状況を打開し、本当の意味で子ども達のためになる野球環境を整えていきましょう。

無限の可能性がある子ども達の将来を親が奪うようなことはせず、少年野球の大きな目的を見失わないように共に勉強してまいりましょう。

もし少しでも「野球バカ増産プロジェクト」にご賛同頂けるのであれば、ぜひ「少年野球界改革シンポジウム」に起こし頂くためにもクラウドファウンディングへのご協力よろしくお願い致します(『「野球バカ増産プロジェクト」支援ページ』)!

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最後に

今回のインタビューが実現するまでにはいくつかのハードルがありました。

「takebat.com」ではインタビューの依頼を常時受け付けており、ありがたいことに様々な企業・団体から依頼の声がかかります。

しかし誰でもかれでも依頼を受けるわけではなく、「takebat.com」の内容に共感して頂いている前提でインタビューを行っています。

冷やかしや、とりあえず出演しておこう・・・というのを感じる方にはお断りさせて頂いております。

それは例えどれだけ有名なプロ選手であってもです。

私は、本気で野球界を変えていきたいと思っています。

今の野球界に魅力を感じず、そんな野球界に今の子ども達が喜んで飛び込んでいくわけはありません。仮に飛び込んでいった選手達を食い物にするような業界であってほしくありません。

しかし、野球界にはまだまだやるべきことがたくさんあるのにも関わらず、「伝統」や「常識」といった本当は誰かが楽をするために使われる言葉を隠れ蓑に「進歩」することを辞めています。

そんな中で北原氏が代表を務める「野球バカ増産プロジェクト」は、そんな「やるべきこと」を具体的に実践し、野球に関わる人を楽しませようとしている「プロジェクト」です。

それは、本日の取材を行う前に、東京にて打ち合わせた約3時間のお話しの中で、野球界を変えていくことにかける北原氏の本気さが私にひしひしと伝わりました。

その結果、「ADLIFE INTEVIEW」始まって以来初の4者間での取材が決定し、皆様にお伝えすることができています。

北原氏をはじめとして、浦川氏、小林氏の3名が同じ方向を向き、この「野球バカ増産プロジェクト」をしている姿を見ると、間違いなく「野球バカ増産プロジェクト」は発展していき、今後の明るい野球界を形作っていくと感じさせられます。

「takebat.com」でも同プロジェクトを応援し続けます。

そしてこの野球界をひっくり返すような巨大な波へと共に発展させていきたいと思います。

最近の日本において、野球界は夢を抱きにくい状況になっていると感じます。

それは、野球界を引退した選手に対する負のイメージや、収入関係も不安定で、実際にプレーする子ども達は当然のこと、その保護者の方々も不安が大きくなっているためです。

テレビでの放映時間の減少は顕著で、20年前の野球人気に比べれるまでもない状況です。

さらに「プロ野球」を見ても、「スター選手」が少なく、どことなく「プロ野球」ってこんな感じだったっけ・・・と感じてしまうのは私だけではないでしょう。

また現在の日本は様々な選択肢があり、同じスポーツでも野球以上に注目されるようなモノもあれば、金銭に目を向ければ、その他の職業でも野球選手ほどのリスクを取らずにチャレンジしていく環境も存在します。

こんな現状の日本において、野球界において、「野球」がどうあるべきなのかを考えなければ、この衰退の一途は止まることがないでしょう。

しかし、「野球バカ増産プロジェクト」には、先行きが怪しい野球界に、一石を投じ、変化を起こし、革命を起こす思いを持った方々が次々と集まってきています。

「野球バカ増産プロジェクト」は野球界に対して一光をさしてくれます。

これからの野球選手の子ども達の道しるべとなってくれます。

しかも彼らは「野球バカ増産プロジェクト」を商売としてやっているわけではありません。

勇士として地元福岡から今後の野球界のために動いています。

頭でっかちになり、自分達の権利を守る人間から、言われもない批判を受けながら活動を続けています。

本当の意味で「野球」のことを考えている人は誰なのか、少し考えてみれば見えてくると思います。

そんな「野球バカ増産プロジェクト」では「クラウドファウンディング」を活用して共に応援してくれる人を募集しています(『「野球バカ増産プロジェクト」支援ページ』)!

ぜひ皆さんも、一緒に野球界の未来を、発展を、応援していきましょう!

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野球バカ増産プロジェクトの概要

◆Facebookページ

「野球バカ増産プロジェクト」Facebookページ

◆クラウドファウンディング

「野球バカ増産プロジェクト」支援ページ


 

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