スイングする時に回転は意識してはいけない?! ~打者の股関節のハナシ~

スイングする時に回転は意識してはいけない?!

野球選手は、身体を使って行う競技であるはずなのに、自分の身体について学ぶ機会がほとんどありません。

野球界において「正しい」と当たり前のように思われてきたことも、よく考えてみれば根拠もないような理論であふれかえっています。

野球選手が勉強するのを嫌いなことは、皆が理解していることですが、自分のパフォーマンスを高めるための勉強ならする価値はありませんか?

怪我や故障の予防にもなります。

今回は腰の回転に関して、つまり「股関節」について細かく見ていきましょう。

この「腰」の「回転」という所がポイントで、第三者から見れば「回転」しているように見えても、身体の構造自体は「回転」していません。

それにも関わらず、野球界の指導方法は「回転」を意識させる方法が一般的です。

打者が「スイング」する時に、「股関節」がどのような動きをしているのか見ていきましょう。

打者にとって重要な股関節のハナシ

打者の「スイング」において、「股関節」は「下半身」の動きに大きく関わっています。

そしてその「股関節」は、「骨盤」と「大腿骨」で形成されています。

どちらも「球(臼)関節」という形状をしています。

「球関節」とは、「凹凸の関節」で「骨盤」側が「凹」の形状を、「大腿骨」側が「凸」の形状をしています。

「下半身」の要とも言える「股関節」は安定性を骨に大きく依存しています(「肩関節」は安定性を「靭帯」などの「軟部組織」に依存している)。

つまり、「下半身」を動かす上で、「股関節」を含む「骨盤帯」が重要な役割を示していることになります。

打者が「バッティング」をする時には、右打者であれば「体」は「左回旋(かいせん)」しています。

この時、「左股関節」は「内旋(ないせん)」し、「右股関節」は「外旋(がいせん)」します(「内旋」・「外旋」に関してはコチラ>>>『【野球肩の対策】野球選手が上手くなりたきゃ「内旋」・「外旋」を理解しろ!』)。

「左打者」であれば、その逆の動きになり、この動きが適切にできないと体を回転させることができません。

この動き方を理解することができれば、第三者から見れば「体幹」が捻られているように見えても、実際の身体の動きでは、「体幹」をひねる構造はしていないと分かります。

つまり、「股関節」がうまく「回旋」することによって、体が回転し、バットを振ることを実現しています。

「股関節」をはじめとした、各関節の動きのおかげで、身体が「回転」しているように見えるということです。

少し専門的な内容が多くなってしまったので、繰り返し読んで理解してみてください。

股関節の構造から考えて行うべきこと

この「股関節」の動きについて理解を進めると、「股関節」が動き辛くなるような「トレーニング」や「エクササイズ」はパフォーマンスを下げてしまうことが理解できます。

つまり、「股関節」の「トレーニング」や「エクササイズ」によって、時間をかけて行ったにもかかわらず、パフォーマンスが落ちるという事態を発生してしまうわけです。

簡単に言えば、練習の無駄ということですね。

プロ野球選手なんかでもよく見かけると思います。

筋骨隆々にしてしまったばかりに直ぐに故障をしてしまうような選手を。

もちろん、「人生」という広い視野にたてば、無駄な練習などないのかもしれません。

試合に出れれなくても、野球がうまくならなくても、野球を通じての人間形成やその他の付帯効果を考えると、無駄に見えて無駄ではないことの方が多いと思います。

私もひたすら走って「トレーニング」をし、「筋トレ」をし、チームが休みの日さえも練習していました。

しかし今になって振り返ると、「野球が上達する意味での技術的な向上」が現れたかというと全くそんなことはなかったと思っています。

野球がうまくなりたいと「純粋」に思っているのであれば、やはり「技術練習」をするしかありません。

そしてそのためには、「人間の身体」の構造を理解する必要があります。

「どこがどのように大切なのか」、「どういった部分が重要なのか」ということは、「人間の身体」の構造をよく勉強すれば見えてきます。

少し難しい内容かもしれませんが、毎日使う自分の「身体」なので人任せにせず勉強してみてくださいね。

「股関節」の勉強よりもまず結果が欲しいという方むけのトレーニング

できれば、「股関節」についての動きを適切に理解して欲しいところですが、その前に結果が欲しいという方が多いことは理解しています。

そのためにおススメのトレーニング方法があります。

それは

「MONOBUN」を使ったトレーニングを取り入れること

で全てを解決することができます。

「MONOBUN」は、極端な言い方をすればどんな「スイング」でも構いません。

・・・というのは極端すぎますが、自由に「スイング」していいものです。

特に決まった使い方はなく、自分が思う「スイング」のまま使用して構いません。

その中で「爆風音」がなるように、微調整をしていけば、いつしか「爆風音」を鳴らすことができます。

そして「爆風音」が鳴った時には、自分の身体を効率的に使うことができています。

つまり、その選手が本来もつ力をロスすることなく伝達し、インパクトの瞬間に100%の力を伝えることができます。

「MONOBUN」は、一般的に良いとされる「スイング」ができていたとしても鳴りません。

あくまで一般的に良しとされる「スイング」であってそれはあなたにとってベストなスイングではないかもしれないからです。

そして「MONOBUN」によって「爆風音」を鳴らせた時、あなたは自分の身体を効率的に使えるようになっているため、「股関節」も適切な動きをしていることになります。

その時にもう一度、この記事を読み直して、自分の「股関節」がどう動いているのか確認してみてください。

すると、記事の内容がさらに理解できるようになっているでしょう。

「MONOBUN®」とは

「MONOBUN®」はリラックスした状態で「テイクバック」という予備動作をなくし、最もその人にとって効率的な身体の使い方、インパクトに100%の力を発揮するスイングをした時に「ある爆風音」が鳴るように設計されています。

判断が難しい感覚の部分を「爆風音」だけで確認できるシンプルなものです。

ネクストバッターズサークルに置かれているマスコットバットには意味がないことが判明してきています(『マスコットバットを使うとスイングスピードが落ちるという事実』)。

この「MONOBUN®」がマスコットバットに変わって置かれる日もそう遠くない現実だと思います。

そして実際のボールを打つ感覚を得るためには、本気で技術を手に入れたい人のために開発された「木製バット」である、炭化竹バット「WINDOM」を使用しましょう。

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痛くない・折れにくい・技術が身に付く「炭化竹バット/WINDOM」

今や、「金属バット」では「バッティング技術」が身につかないことは常識となっています(『金属バットで練習しても技術は伸びないって知ってた? ~炭化竹バットのススメ~』)。

では、「木製バット」で練習すればいいのでは・・・という話になると思いますが、ハナシはそんなに簡単ではありません。

「木製バット」は扱い方を間違えてしまうと簡単に折れてしまいます。

湯水の如く資金力があるのであれば、いくら折っても問題ないと思いますが、そんな環境下にある選手は多くはないでしょう。

そこで昔から使用されていたのは「竹バット」であったわけですが、そんな「竹バット」には「ボール」を捉えた時の「手のひらの激痛」という問題がありました。

そんなすべての問題を解決した「バット」こそが「炭化竹バット/WINDOM」です。

「MONOBUN」を使って適切な「構え方」と「スイング」を手に入れ、「WINDOM」によって実際のボールを捉える練習をすれば、「バッティング」の見違えるような変化に驚くでしょう。

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